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白い巨塔 (テレビドラマ 2003年)を観ました。
政治について色々考えさせられましたね。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


財前五郎が教授選挙に挑む下りで、財前又一(財前五郎の義理の父)のセリフが身にしみます。
東大阪市市議会議員選挙は、白い巨塔で言えば財前五郎や財前又一のような選挙戦をせねばなりませんでした。
里見のような、綺麗事で固めた選挙戦ではイカンかったのです。
ただ、里見のような人物を評価してくれた、大河内教授が居たように、私も大河内教授のような人物に認めてもらえるような活動をせねばならんなぁ・・とふと、ドラマを観ていて思いました。


実際の政治の世界では、財前又一岩田医師会長のような人物が後援会長や世話人で動いています。
勝つためには、そうでなければならないのですね。
客観的に観て、新しい発見もありました。

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今日、大阪石材株式会社の伯井社長とお話させていただく機会がありました。
その中で、「公益と共益と私益」の3つについてお話させていただきました。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


公益…社会一般の利益。公共の利益。
共益…共同の利益。
私益…一個人の利益。私利。


言うまでもなく、政治家というのは公人です。
従って、いついかなる時も「公益」を確保するために滅私奉公せねばなりません。
しかし、最近の政治家を見てみれば、公人の立場を忘れ、権力闘争や利権保全の為の私益に走っている姿がありのままに出ています。


そして、共益についても、私人と公人の間で公私混同せずに、私益が引いては全体の利益に繋がるべきである案件については、社会の公益の為にも判断を誤ってはならない、とする話をさせていただきました。


私も、今回の選挙戦にて「公益」について論じさせていただいてまいりました。
オープンソース化についても、導入することで誰かが儲かる訳ではなく、むしろ利権を排除する政策でした。
結果からみれば、オープンソース化は公益に繋がる政策であり、その旨を是非ご理解戴きたい、と訴えさせていただきました。
勿論、結果は御存知の通り、東大阪市においては「公益」を優先する政治家は評価されず、「私益」を優先することのほうが評価された訳ですが、私はこの4年間で「公益」の為の政策を論じることが評価される「市民」を増やしていきたいと熱弁させて頂きました。


「住民」レベルでは、「私益」を優先させてしまい目先の利益に我田引水してしまいます。
「市民」レベルで「共益」の概念を定着し、「公民」レベルで、「公益」を論じることが評価されるように結びつけていきたいと思います。
ココで改めて、「住民から市民へ」のスローガンの確認です。


住民…ある一定の地域内に居住している人。
市民…《citizen》近代社会を構成する自立的個人で、政治参加の主体となる者。
公民…国政や地方公共団体の公務に参加する権利と義務を持つ者。


東大阪市においては、「住民」が9割、「市民」が5分、「公民」が5分です。
この現状を如何に住民から市民へ変えていくかが私の今後4年の動きにかかっていると考えております。

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そろそろ選挙から1ヶ月経過したことですし、東大阪新風会の政治活動も再開していきたいと考えております。
まずは組織づくりからですね。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


今回の選挙の総括を各所で行なっていて、【“住民”から“市民”へ】のスローガンは好評を戴いております。
東大阪市の土壌・風土に合わせた政治活動を行うのか、それとも10年後・20年後の将来を見越した政治活動を行うのか。
この点を融合させて、東大阪市の土壌・風土に合わせつつも、10年後・20年後の将来を見越した政治を行なっていきたいと考えております。


法令遵守が評価されるように…市民
政治活動にお金をかけない…市民
昭和的政治の現状打破…市民
政策議論を中心とした後援会作り…市民
市民活動への積極的参加…市民
駅頭での街頭演説…市民


地元行事への積極的参加…住民
地域活動への積極的参加…住民
戸別訪問による後援会…住民
パーティー政治…住民
駅頭でのチラシ配布…住民


と言った具合で、住民政治活動と市民政治活動の両軸を沿えて動いていきたいと考えております。
さしあたっては、ポスター制作です。
【“住民”から“市民”へ】を東大阪の街中に掲げたいですね。

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ようやく体調も戻りつつあったので、ハローワークへ。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


東大阪市市議会議員選挙落選=無職と成りましたので、先ずはハローワークにて雇用保険の登録と求職活動に入りました。
朝早めに行ったのですが、人、人、人。
不景気です。不況です。
私のような若年層から中年層、高齢の方まで多種多様。
ハローワーク職員の皆様もひっきりなしに応対されてました。


私も求職票を書いて登録。
ただ、4年後に向けての活動も再開しておりますので、出来れば秘書か書生で勉強しながらやっていきたい希望がありますので、そっちを優先してまいりたいと思います。


行く先行く先で、「今回当選している人は秘書だった人が大半。川口も秘書経験を積まないと難しいのではないか?」との声が多く、確かに秘書経験皆無では票固めも難しいので、考えを改めて秘書か書生で政治経験を積み重ねて行きたいと。
その為には飛び込みでは不可能なので、様々な人脈・コネを駆使せねばなりません。
今後はそういった活動がメインになっていきます。


一つ一つ、勉強の日々です。

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よく分かる日本の電子書籍市場


ご覧のとおり、複雑ですね。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


先日、Amazonが日本の電子書籍事業に参入を取り上げましたが、日本の複雑な利権入り乱れの既得権益混じり合いの出版業界を分り易く図解したものです。
分り易くとは申しましたが、全然わかりやすくないですね(笑)


これら一つ一つが独自の規格を作っているので、A社の電子書籍を買ってもB社の端末では読めないとかなるわけです。
Amazonの場合は、Kindleの規格で統一してくるので、日本もそれに倣ってAmazonによる規格統一を迫られるでしょう。


ペットボトルの蓋とおんなじです。
ペットボトルの蓋は別のペットボトルにも合います。
500mlでも1000mlでも1500mlでも2000mlのでも合います。
それと同じ事をAmazonはやってくるでしょう、とは私の見解です。


年末のクリスマス商戦にあわせて、待望のKindlefireを導入してくるみたいです。
こちらも注目したいところですね。


日本の場合、外圧を受けて変革がなされていくという特質を活かして、政治主導での電子化を進めるのが望ましいと思います。
経済界に政界から外圧を掛ける手法です。
が、そこには利権が入ってきますので、現実的には実現は難しいです。
そのスキを狙って、海外の企業にかっさらわれていく。そういう構図が続いております。
ここになんとか政治のエネルギーを注ぎたいものです。

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どうにも選挙戦からずーっと微熱が続いております。
どうも皆さんこんばんわ。川口です。


行く先々で「顔色悪いね?」とか言われます。
やはりまだ完調とは程遠いのかして、熱っぽくあるのが伝わってしまうみたいですね。
お医者さんには診てもらって、抗生物質投与してもらってお薬もいただいて毎日服用しているのですが。


農協辞任して実質5月に地域政党立ち上げて、10月アタマまでぶっ通しで活動して来たので、どうもその疲れが出ているみたいです。
5ヶ月フルに動いたのと、しかも暑かったのとが相まっており、これまた行く先々でそのことを指摘されます。


一刻も早く完調に戻して、ペースアップして活動していきたいですね。
皆様も体調管理だけはお気をつけてください。
健康第一です。

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アマゾンが年内に電子書籍事業参入へ、Kindleも投入と日経がトップで報じる



米ネット通販大手のAmazonがアメリカでも展開している電子書籍事業を日本にも展開すると、今日の日経新聞の1面で取り上げられています。
Amazonは電子書籍を読む端末であるKindleを2年前から日本でも展開する展開すると言って来ましたが、日本の出版業界からの猛反発を受けて保留、保留になってましたね。
そのAmazonがとうとう日本で電子書籍事業展開をする!と。


今日は、その日本での電子書籍について川口の持論を述べたいと思います。



Amazonの電子書籍端末「Kindle(キンドル)」


日本での出版業界は2兆円産業です。
そして、現段階での電子書籍事業は650億円です。
この数字から見ても、日本では電子書籍事業は成功しない、と言えるでしょう。
出版業界の既得権を守るため!とか日本の風土に合わない!とかありますが、最大の理由は「日本ではデファクトスタンダード(事実上の標準が得られない」からです。


例えば、スマートフォン=iPhoneと言うイメージがそれにあたります。
スマートフォンの種類は山ほどあるのですが、事実上の標準としてスマートフォン=iPhoneが定着しております。
これがデファクトスタンダードです。


大抵のモノは流通して行ってその価値を評価され、その結果として標準化されていきます。
松下政経塾時代に、このデファクトスタンダードについて学ぶことがありましたが、松下幸之助氏はデファクトスタンダードについて直感的に捉えていたとされてます。
「日本全国津々浦々に松下・ナショナルの製品を行き届けたい」
この考えも、デファクトスタンダードと言えるでしょう。
その結果、全国に松下・ナショナルの「町の電気屋さん」が生まれて行きました。
今もその「町の電気屋さん」は残り続けています。


家電=松下・ナショナルと言う販売網を敷いた松下幸之助氏のデファクトスタンダードへの持って行き方は、ある意味「販売の松下」を印象づける結果になりました。
そのことを松下政経塾時代に学んで、今回の電子書籍は逆パターンだろうなぁ・・と思うのです。


すなわち、日本において電子書籍事業を展開するにあたっては、「デファクトスタンダード」を実現しなければならないのですが、今の日本が行なっている電子書籍事業は、モロにガラパゴス戦争です。どの会社も「我が我が」でして、規格戦争していたり、販売の取り分でモメていたり、既得権確保でモメていたりと踏んだりけったりです。


そんな日本のゴタゴタを尻目に、アメリカでの大成功を引っさげてAmazonがやるのです。
日本企業はとてもじゃないですが太刀打ち出来ないでしょう。
外圧がないと、変われない。それが今の日本です。本当に情けないなと思います。それが既得権の塊のような出版業界ではもっとでしょう。
従って、日本での電子書籍事業はAmazonのような外国の会社によって展開されていくことになるだろうと私は考えております。


○ 電子書籍のメリットとは  
 ・ 紙媒体よりも安い
 ・ 流通時間が一瞬で済む(インターネット経由なので)
 ・ 劣化しない
 ・ 半永久的に残せる
 ・ 端末に無限の本が入る(SDカード差し替えなので)
 ・ 本の中身を「検索」出来る

あたりでしょうか。
私も自分の持っている本は全て電子書籍化しました。
5000円で買ったiPadと、スマートフォンに入れて読んでます。
めちゃめちゃ便利ですし、読んでてもつかれません。



iPadで電子書籍を読む。


そんな私が、日本では電子書籍事業は成功しないと感じる理由こそが、デファクトスタンダードなのです。
ソニーの電子書籍端末で買った本が、他の電子書籍端末でも読めるか?答えはNOです。読めない。
ガラパゴスの中でゴチャゴチャとやっているだけなんです。
そんな売り方では売れるものも売れない。
デファクトスタンダードに足り得ないんです。


AmazonのKindleがデファクトスタンダードになり得るかどうか?


私はココに注目しています。
私は、成り得ると思います。
全ての本や雑誌が電子書籍になるか?これはNOです。
紙媒体が無くなることはありえません。だってFAXが生き残っているのはオカシイですから。


 ・ 学校等の教育機関・・・電子教科書
 ・ 行政機関・・・電子ペーパーでの会議
 ・ 病院等の医療機関・・・電子カルテ
 ・ 法人・・・タブレット端末主流化


となれば、日本でもあるいは?と思えますが。


イギリス議会上院でまもなくiPad使用が認可





イギリスが羨ましいです。
日本ではこうはいかないでしょうね。
これからも何百枚もの書類を手繰って、「あ、この資料はありませんのでまた次回」なんてなことを続けていくことでしょう。
東大阪市の常任委員会の録画放送を見ておりましても、委員の答弁を求める発言に対して、資料提出拒否や資料未作成を装っているような状況ですから。


例えばそこにiPadと無線LAN環境があれば即座にサーバーから資料をダウンロード出来る筈です。


だから、余計に日本では電子書籍は主流足り得ないだろうな・・・と思うのです。



○ 政治主導でのIT化促進   


e-Japanという名称で2000年から進められているのではありますが、国会でのタブレット端末を使用した答弁や議論は見受けられません。
ペーパーの電子化についても、今のところ目立って聞きませんね。


電子自治体の推進についても、証明書交付機が自動化されたりと進んでいるようで根幹の部分はまだまだと言ったように思えます。
やまなみプラザにも証明書交付機が設置されています。
どれだけの利用量があるのか調査が必要ですね。


e-Taxについても。
私はe-Tax推進派なんですが、その最大の利点は住基ネットの有効活用です。
e-Taxを全世帯で導入すれば莫大な額のコスト削減が実現します。
納税者にとっても、5000円還付金貰えますので、オススメです。
こんなにも便利なのにどうしてもっと普及しないのでしょうか?
システムが複雑だからでしょうか?
ユーザーインターフェイスが駄目だからでしょうか?
利用しにくいからでしょうか?


私は、「意識の問題」だと考えております。
要は、便利は便利だけどなんだかおっくうだと言う部分があって、その結果e-Taxにせよなんにせようまく行ってないと思います。


電子書籍はとても便利です。
タブレット端末はとても便利です。
スマートフォンはとても便利です。
e-Taxはとても便利です。


便利なのですが、その利便性を享受出来ない部分があると思うのです。
スマートフォンでも自ら意識付けをして積極的に学ぼうをする人は、他のスマートフォン使ってる人よりも有益な使い方をしているように思えます。
そして、新しい技術やソフトに貪欲です。
そこの部分の違いだけなんでしょう。


その部分は、「住民から市民へ」の根底でもあります。

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今回の東大阪市議会選挙にて支出した金額の総計が出ましたのでご報告いたします。



支出総額:197,896円


内訳:

【家屋費】
30,000円

【印刷費】
244,800円(全額公費負担)

【広告費】
138,091円(選挙看板・街宣車レンタル代・拡声機購入代・タスキ鉢巻)

【文具費】
11,177円(事務所文具費用・タッカー代など殆ど100均)

【食糧費】
17,328円

【雑費】
1,300円(街宣車パーキング代)


合計:197,696円(内公費負担は除く)


と、言うわけで20万円を切ってきました。
勿論、カネをかけない選挙戦で勝てれば最高だったのですが、申し訳ないことに落選しておりますのでその意義は薄れてしまいましたが。
特に人件費に関しては、オールボランティアでしたので少数になってしまいまして、「もっとカネを掛けるべきだったのでは?」との声も多かったです。
他陣営ではウグイス嬢だけでも50万円を超えているように、もっとウグイス嬢についても雇用するべきだったかなぁ・・と思います。
流石に7日間の12時間、候補者がぶっ通しで街宣車に乗車し続けて訴え続けるのは無理がありましたので・・・


公費負担に関しても、

 ・ ポスター印刷代:244,800円。
 ・ 街宣車レンタカー代:45,500円。
 ・ 街宣車ガソリン代:33,600円
 ・ 街宣車運転手雇用:87,500円
 ・ 選挙はがき代:100,000円(はがきも無料で無地を貰いました)

と、遣える公費負担は全額公費負担で遣わせて戴きました。
(※公費負担とは・・・候補者の負担を減らし、資産の多少にかかわらず選挙運動の機会を持てるようにするための制度。選挙カーのレンタル料、ガソリン代、ポスター作製代などについて、経費の一部を公費で負担する。)


本来であれば、公費負担を一切遣わない選挙を展開して、有権者の皆様へPRさせて戴きたかったのですが、今はまだ公費負担を遣わない選挙が評価されない時代なので今回はフルで遣わせて戴きました。
心苦しかったですが、「住民から市民へ」のテーマの中に「公費負担(税金)を最小限で選挙活動を行うことが評価される社会へ」も盛り込んで行く為の経験となりました。
いつの時代か、「住民から市民へ」が定着し、公費負担をしない選挙が評価され、政策議論を行う選挙が評価される時代が来ることを信じております。
また、私もその時代の為にできる限りのことをしていきたいと考えております。


これで、私の東大阪市議会選挙は終わりました。
そして次の選挙戦に向けた準備が始まります。
反省点を多く残しましたが、何よりも私自身が申し訳なく思っているのは、28歳の私の敗北を受けて東大阪市にて今後20代の若者が政治を志して立候補しにくくなってしまったのではないか?ということです。
選挙に遣ったお金の総額が20万円を切って、それで勝利していれば、お金が無くても志で政治は行えることを証明出来たのではありますが、お金が無くては政治は行えないと言う現実に打ち破れたような気がして、志ある若者の挑戦を挫いてしまったのではないだろうか?と思うと夜も眠れないほど申し訳ない気持ちで情けなく思います。


政治家に成る為には、秘書になって秘書経験を積み、そして政治家に成って行くものだ。と言う固定概念も打ち砕くことが出来ませんでした。
この辺りは本当に無念の一言に尽きる所があります。
この私の無念を継いで、20代で政治家に成ろうと志してくれる若者が、東大阪市に現れてくれることを祈るばかりです。
私も、志ある20代に受け継いて戴きたいと思っております。


それと同時に、私の20代もあと1年半残っております。
あと1年半残っている私も、何とかして20代で再挑戦出来ないものかと思案しているところです。
そのための活動と並行して、様々な活動を行なっていきたいと考えております。

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東大阪市議会選挙の候補者だった伊藤昌林氏からコメントを戴きました。
それに対する私の考えを述べさせていただきます。


こんばんは、川口やすひろブログのファンで最下位落選の
伊藤昌林です。
実は川口さんの「法令尊守」には疑問を感じていました。
そもそも現存する法令は「善」であり「正しい」のか?
多くの方が「ブログでお礼言うても別にええやんけ」と言います。
僕もこの意見に賛成です。しかもこの件で検挙された候補者は
一人もいません。例えば僕は公報で「訪問販売の禁止」と書きました。
もちろん営業の自由により訪問販売は合法です。しかし僕はこの
自治体では日本初の訪問販売禁止をあえて公約にしました。
政治というのは現存する法律に対して意義を唱えるのが政治だと
思います。最下位の僕があなたに指摘するのは恐縮ですが、
どうしても気になったのでコメントしました。



確かに私たち若者の政治に対する原動力となるのは「現体制への批判」から入っていくのが通例です。
現体制の仕組みや在り方に対する不平不満から、新体制への移行をスローガンに述べていくのが順当なやり方ですし、必ずしも現体制の仕組みや在り方が正しいかと言えばそうではないと私も考えております。


当落選後のお礼行為についても、警告は来ますがそれで検挙されたり逮捕された事例は私の経験ではありません。
今回の東大阪市議会選挙で散見された公職選挙法違反行為についても、誰かが検挙されたり逮捕されたと言う情報は入ってきて居ません。
すなわち、東大阪市では公職選挙法違反行為は検挙・逮捕されることは無いと言えるでしょう。
そんな土壌で過剰に法令遵守法令遵守と述べていた私は、たしかに滑稽だったと思いますし、他陣営からは「何そんなに真面目にやっちゃってんの?」と言った具合でしたでしょう。


駅頭での街頭演説を行う際にも、地域政党:東大阪新風会の政治活動と言うカタチをとって毎回毎回警察署で道路使用許可申請を出していたのも、法令遵守を徹底していたからでありますが、申請しにいった警察署でも、「なんで道路使用許可とってやるんだ?」と細かく訊かれました。
通例、街頭演説活動は道路使用許可は取りません。そのことも知っていましたし、知って道路使用許可申請をとり続けました。


例えば大政党の党首クラスが来て、駅前で1000人に及ぶ群衆が集まり、通行に困難が生じる可能性がある街頭演説では、道路使用許可申請を通すのですが、1人や2人での少数での街頭演説の場合は道路使用許可をとるのは「法令遵守しているけど、慣例ではオカシイよ」となる訳です。
親切な警察官の方は「そこまで丁寧にしなくても、通行に支障を及ぼさない程度なら余所はみんな許可とってないよ」とこっそり耳打ちしてくれたのですが、それこそオカシイのではないか?と感じることもありました。
事実、街頭演説をしている際に警察官の方と何度もお話する機会があったのですが、道路使用許可書を提示・確認することは一切ありませんでしたし、こちらから道路使用許可書を敢えて提示して見せても、え?何で許可とってやってんの?といった具合でした。それも承知の上ではありましたが。


大阪府公安委員会でも、朝は8時以降からじゃないと駄目!と言う指摘は戴きましたが、じゃあ7時からやったらアウトで逮捕されるのか?と言えばそうでは無く、黙認的な部分がありました。
事実、朝6時30分頃からやっておられる方が山ほどいらっしゃいましたが、誰も検挙・逮捕されていません。
道路使用許可申請についても、法令遵守では必須ですが、必ずしもそうか?と言えばそうではないのです。


ただ、法令遵守の理念については、私が関西大学法学部で学んだ事が大きく関わっています。
選挙告示前日にも記載しましたが、国家百年の大計を論じ、天下国家を論じるに際して、この「完成された社会と法治国家」においては旧来の法律を無視した体制批判を行うには、21世紀の日本では極めて難しいと考えております。
昭和時代や20世紀の時代では、法体系を無視して行動し、勝利した者が正義となる時代でした。現代史を紐解いてもそういった事例は多数散見されます。


私は、あくまでも現行の法令を徹底的に遵守して、その上で政治闘争に勝ち抜かねば「住民から市民へ」は成し得ないと考えております。
先日も申し上げましたが、そういった法律違反行為を黙認している東大阪市と言う土壌で法令遵守を叫んでも何の評価にも繋がりません。
それは、法令違反をある程度まで許容しなければやっていけない=融通が利くと言う感覚が染み付いているからだと考えます。
真面目に法令遵守と叫んでも、融通の利かない頑固で固い野郎だと言う評価に繋がるのも突き詰めればそこに行き当たります。


では、私が敢えて知りながら法令違反を犯して、外法には外法を以って対応したらどうなるでしょうか?


それこそ、昭和時代の20世紀の古臭い政治の遣り方を踏襲していることに繋がると思います。
結果的に、「住民は住民のままで良い」という観念が残ってしまいます。
本来の意味である、市民。公民を増やさなければいつまで経っても政治を前へ進めることは出来ないでしょう。
あくまでも法治国家の大前提である、法令遵守を貫き通した上で政治闘争に勝利するべき。それが私のスタンスです。
どんな遣り方に対しても、筋を通して勝つ。その方がカッコイイでしょう?


今まで経験してきた選挙で、多くの政治的アレコレは私も幾度と無く見てきました。
【22:00~24:00選挙対策本部】【24:00~26:00裏選挙対策本部】【27:00~29:00闇選挙対策本部】【実弾】【○(マル)】etcetc,,,
挙げればキリがありません。
どうして政治にお金が掛かるのか?の答えを私は現場でしっかりと見てきたのです。
だからこそ、秘書に成ってはイケナイ!と考えるようにもなったのですが・・
そういった行為を経験してきて、本当に政治は誰の為に行うものなのか解らなくなった時期がありました。当時、川口21歳の頃のことです。


そんな時期を経て、今回の東大阪市議会選挙では法令遵守に徹底的に拘ったのです。
勿論、法令遵守をする=票に繋がると言う期待をしていましたが、アッサリとその期待は吹き飛んで行きました。
同じ理由で、選挙カー・運転手・ポスター印刷代・選挙はがき送料等の公費負担(税金で賄う)についても、自前で選挙カーを出したりして公費負担遣わない選挙やりますPRも1票にも繋がらなかったことからも、『住民から市民へ』の私の説明が足りなかったのかなぁ・・と反省しておるところです。


政治というのは現存する法律に対して意義を唱えるのが政治だと思います。
について。
現存する法律に対して異議を唱えるのは、立法を司る政治の大事な役割だと私も思います。
例えば、失火責任法に関しては明治の時代の法律で、100年以上も前の法律が現代に遺っており、有効です。
時代の変遷で変わらない法律もあれば、時代の変遷で変わっていった法律もありますし、今のインターネット時代においては、法律が追いついていない事例がたくさんあります。
だからと言って、現存する法律が間違っており、時代が変わったのだからその法律は無視してもいいものではないと私は考えております。


あくまでも、今の法律体系の在り方の範囲内で政治闘争に勝利して、その後に古くなってしまったモノを今の時代に適応出来るようにアップデート(更新)していかねばならない。
それが私の考えです。


ゼロベースから体制やシステムを創り上げていくのは、莫大なカネと時間が掛かります。
そして、今の日本国や東大阪市にそれをやっていけるほどの時間的・資金的猶予は無いと私は考えております。
ゼロベースではなく、温故更新と私が述べているように、現行のシステムは時代遅れだから、今の時代に適応出来るように、現行システムをベースにしてアップデートを掛けていこう。そのほうが圧倒的にコストも時間も削ることが出来る。
そのスタイルを貫くには、どうしても現行システムを受け入れなければならないと私は考えております。
勿論、苦渋です。牛乳が苦手な子が鼻摘んで牛乳流しこむようなモンです。
今の現行を否定して得るモノは少ないと私は考えております。
そういったように、現行システムを創った人たちが枠組みを作っちゃったからです。
そして、学生闘争以降の教育で徹底的に現行システムを許容するように進めていったからです。
私が現行システムを否定しても得るものは少ないと考えている理由です。


反骨精神が全くない訳でも無く、むしろ現体制批判と反骨精神はモリモリなのではありますが、私のこういった考え方・在り方が、川口は徹底的なリアリストだと評される所以でもあると私も思います。
だから、もう少し理想的な考え方も身につけた方がいいかなーと最近は考えております。


まだまだ浅学非才な身ですので、ドンドンご意見ご指摘をいただければ幸いです。
コメント、ありがとうございました。

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多くの皆様から、『落選はしたが、4年後に向けて頑張ろう!』というあたたかいお言葉をいただきます。そして、その後に必ず『4年後の為に、今回応援してくれた皆さんに挨拶回りしておかなくちゃ』と続きます。
それに対して『いや、それは法令違反になるので出来ないんですよ』と私は述べさせていただきます。
こういったやり取りを数えきれない程繰り返して来ましたが、1週間経過してもまだまだこのやりとりは続きそうです。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


(選挙期日後のあいさつ行為の制限)公職選挙法 第178条 

何人も、選挙の期日(第100条第1項から第4項までの規定により投票を行わないこととなったときは、同条第5項の規定による告示の日)後において、当選又は落選に関し、選挙人にあいさつする目的をもつて次に掲げる行為をすることができない。

1.選挙人に対して戸別訪問をすること。
2.自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること。
3.新聞紙又は雑誌を利用すること。
4.第151条の5に掲げる放送設備を利用して放送すること。
5.当選祝賀会その他の集会を開催すること。
6.自動車を連ね又は隊を組んで往来する等によつて気勢を張る行為をすること。
7.当選に関する答礼のため当選人の氏名又は政党その他の政治団体の名称を言い歩くこと。

選挙ナビより抜粋)


1.選挙人に対して戸別訪問をすること。
2.自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること。

の部分にモロに該当するため、本来であれば『ご支援ありがとうございました。また4年後に向けて頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。』と一軒一軒挨拶をして回らねばならないのですが、それは戸別訪問に該当して法令違反となってしまいます。
また、印刷したお礼状やご支援ありがとうございましたと言う文言を含んだ文章を郵送で支援者に送付してもアウトになります。


選管に確認しても、『当然ながら公職選挙法違反です』という回答しか返って来ません。
どんなグレーゾーンな行為でも、『選挙での支援の感謝』を述べた時点で公職選挙法違反になってしまいます。それがキチンと法律で決められている以上、私も堂々と法令違反をするわけには行きません。
どうかここの部分をご理解いただきたい、と切にお願いするのですが、当然ながらそんなことまかり通りません。


川口は薄情なヤツだ!
若造め!礼儀も弁えとらん!



こう捉えられていても致し方ないですし、その結果多くのご支援を失うことになるでしょう。
法令遵守を貫き通して、正しいことをやっている筈なのに、そのことが評価されない。
その敢然たる事実をただただ黙って受け入れるしか在りません。
正しいことを行うには、勝たねばならなかったのです。
しかし、私は敗北しました。その結果はゆるぎません。
最後の最後まで今回の2011年東大阪市議会選挙においては法令遵守を貫き通させていただきたい・・・と申し上げておりますが、そのご理解を戴けないのは私の説明不足なのだと思います。
その結果、ご支援の声を失うのは致し方ないことだと考えます。


余所の方がどのような行為を行なっているのかは逐一耳に入ってきています。
その上で、私は申し上げております。


ただ、外法には外法を。がまかり通るのであるのならば、やりようはいくらでもあります。
その外法を受け入れて、法令違反行為を私が連発し始めた時点で、今回の2011年東大阪市議会選挙の敗北を認める事になると同時に、4年後の《東大阪市での》戦いが始まると思います

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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016

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