□　気球事故に想う　　　　　

関係者「人的ミス」　操縦士、消火せず脱出

　【カイロ＝大内清】エジプト南部ルクソールで熱気球が爆発・墜落し日本人４人を含む外国人観光客らが死亡した事故で、同国の民間航空省関係者は２７日、エジプト人操縦士が最初にガスボンベ周辺から出火した際に、バルブを閉めるなどの処置をしなかった「人的ミス」が原因との見方を示した。複数の地元メディアが報じた。操縦士は消火活動にも当たらずに気球から飛び降りて脱出し重傷を負った

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犠牲になった皆さんに心からおくやみ申し上げます。

[2回]

操縦士がまっさきに逃げたことについては、コスタ・コンコルディアの座礁事故を思い出させます。


陸海空においても、長の付く役職にある者は真っ先に逃げてはイカンものではあります。
リーダーとしての素質部分でも同じだとは思いますが、今は我先に動いてしまうケースが多々ありますね。


いついかなる時にも落ち着いて、冷静に判断を下せるように訓練しておかないと、いざ本番で事が起こった時に身体はすぐに動いてくれないものです。
私自身も身につまされる話でありました。その時に成ってみないと分からないことではありますが、「いついかなる時にも」を想定して訓練を積んでおかねばならんと教訓にしたいと思います。