□ 行政のICT化について更に踏み込んで
シンクライアント (Thin client) とは、ユーザーが使うクライアント端末に必要最小限の処理をさせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させたシステムアーキテクチャ全般のことを言う(広義のシンクライアント)。
ウィキペディアより
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要は、パソコン本体からブートさせるのではなく、インターネット経由で全てのソフトウェアをブートさせる仕組みのことです。
日本全国の自治体PCを一括的に管理できるのと、各クライアント機にHDD搭載の必要がないので、高速インターネット回線さえあればメモリ上で操作できる=高速処理が可能というのが利点です。
ココの所、シンクライアントシステムについて研鑽を深めている理由として、ドロップボックスのようなオンラインストレージ化をすることで全体バックアップや相対的コスト削減が可能ではないか?と教わったからです。
各自治体PCにはメモリのみを増設(最低2GB~4GB程度)して、HDDを撤去。
電源を入れたら、政府本体サーバ(多分道州制にともなって、各道州にサーバーを置くことになると思うが)からOSとOfficeソフトをダウンロードし、起動。
ユーザーIDとパスワードを入力してログインし、各自治体職員のオンラインストレージにアクセスすることで、作業ファイル一覧リストをダウンロード(ファイルそのものはダウンロードしない)
作業データはオンラインストレージに保存し、暗号化されるという仕組み。
問題となるのは、OSとOfficeをダウンロードする際の回線負荷でして、現状のオープンソースOSを考慮しても最低100MB~300MBは必要となり、100台、200台と同時起動→同時ダウンロードと考えると恐ろしく高速な回線が必要になると言う点です。
解決策として協議しているのが、UNIX系列の50MBを切るシステムなら主幹コードのみを最初に落として、後から追いついていくように起動させる仕組み。
データはメモリに逐一保存しなければならんので、出来るだけメモリ領域を確保しなければならんのがネックですが、今のRAM市場は恐ろしく安価になってきているのでさほどコストは掛からないと想定しています。
となると、マイクロソフトOfficeと完全互換できるOffice系(特にWord・Excelのみ)を重点に置きつつ、Accessにも対応できるデータベースシステムがあれば専用ソフトウェア開発をする必要がなくなります。つまり、法律が変わって基幹システム入れ替えにあたっても、政府本体サーバを更新するだけで自動的に最新の状態に更新できるというしくみ。
子ども手当と児童手当が変わっただけで、数千万円のコストが各自治体にかかっていたのに対して、この手法ならば政府本体サーバに入れるだけで一気に処理が可能な点。
最悪なのはウイルス感染なので、ブラウザについてもインターネットエクスプローラー的なウイルス感染源を排除し、スタンドアロンで動くブラウザが必要になってくるのではありますが。将来的にはブラウザ=OSみたいになるのを先取りする案とかも提出されてました。
各自治体にLinuxを別個に入れていくよりも、シンクライアントシステムによる日本全国一括管理が実現できれば、恐ろしく安価に処理できる&セキュリティを飛躍的に向上させることができると言うわけです。
実現に向けてまだまだ現実味を帯びない話ではありますが、若いチカラの出番だと表頑張っております。
日本全国の自治体PCを一括的に管理できるのと、各クライアント機にHDD搭載の必要がないので、高速インターネット回線さえあればメモリ上で操作できる=高速処理が可能というのが利点です。
ココの所、シンクライアントシステムについて研鑽を深めている理由として、ドロップボックスのようなオンラインストレージ化をすることで全体バックアップや相対的コスト削減が可能ではないか?と教わったからです。
各自治体PCにはメモリのみを増設(最低2GB~4GB程度)して、HDDを撤去。
電源を入れたら、政府本体サーバ(多分道州制にともなって、各道州にサーバーを置くことになると思うが)からOSとOfficeソフトをダウンロードし、起動。
ユーザーIDとパスワードを入力してログインし、各自治体職員のオンラインストレージにアクセスすることで、作業ファイル一覧リストをダウンロード(ファイルそのものはダウンロードしない)
作業データはオンラインストレージに保存し、暗号化されるという仕組み。
問題となるのは、OSとOfficeをダウンロードする際の回線負荷でして、現状のオープンソースOSを考慮しても最低100MB~300MBは必要となり、100台、200台と同時起動→同時ダウンロードと考えると恐ろしく高速な回線が必要になると言う点です。
解決策として協議しているのが、UNIX系列の50MBを切るシステムなら主幹コードのみを最初に落として、後から追いついていくように起動させる仕組み。
データはメモリに逐一保存しなければならんので、出来るだけメモリ領域を確保しなければならんのがネックですが、今のRAM市場は恐ろしく安価になってきているのでさほどコストは掛からないと想定しています。
となると、マイクロソフトOfficeと完全互換できるOffice系(特にWord・Excelのみ)を重点に置きつつ、Accessにも対応できるデータベースシステムがあれば専用ソフトウェア開発をする必要がなくなります。つまり、法律が変わって基幹システム入れ替えにあたっても、政府本体サーバを更新するだけで自動的に最新の状態に更新できるというしくみ。
子ども手当と児童手当が変わっただけで、数千万円のコストが各自治体にかかっていたのに対して、この手法ならば政府本体サーバに入れるだけで一気に処理が可能な点。
最悪なのはウイルス感染なので、ブラウザについてもインターネットエクスプローラー的なウイルス感染源を排除し、スタンドアロンで動くブラウザが必要になってくるのではありますが。将来的にはブラウザ=OSみたいになるのを先取りする案とかも提出されてました。
各自治体にLinuxを別個に入れていくよりも、シンクライアントシステムによる日本全国一括管理が実現できれば、恐ろしく安価に処理できる&セキュリティを飛躍的に向上させることができると言うわけです。
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川口やすひろ
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男性
誕生日:
1983/05/21
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【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016
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