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竹の適地では酸度低く石灰分が多い。 不適地ではこの反対である。とされる論文を読みまして、竹林もキチンと整備するのであれば土壌改善が必要だと気付かされました。
こういった論文はとても貴重なものだと実感するところです。
確かに客土をしたり、堆肥を撒いたりはしていましたが、土壌成分については無頓着でしたね。
マンガン成分や、マグネシウム成分はもちろんでしたが、酸性土壌であったことは見落としておりました。
今後の方針としては、耕作をする予定なのでその際に石灰を撒いて土壌酸度を減らし、アルカリ性土壌に改善する予定とします。
石川県の事例では、竹林の除草に7月上旬の早朝、草に露のある時間に石灰窒素を80kg散布すると草は4~5日で枯死します。
除草剤散布にくらべて、6分の1ぐらいの労力でラクに施肥と除草ができます。
のことから、石灰窒素は除草にも有効とのことなので、毎年7月の七夕笹作り完了後に次年度のための石灰窒素を用意するように心がけるようにします。
これまでの要点と一緒にまとめますと、
・ 伐採するのは感染竹や老竹、雄竹をメインとする
・ 雌竹は可能な限り残すようにする
・ 3年周期で伐採する計画として、色分けしてわかるようにしておく
・ 客土や堆肥は適切量行い、土壌成分を考慮する
・ アルカリ性土壌にするため石灰を定期的に撒く
・ 竹粉砕機(チッパー)導入の為に積極的に働きかける
となりました。
七夕笹作りの為の竹はわかるようにしておくべきだと思ったので、2011年は赤色テープを巻く、2012年は青色テープを巻く、2013年は黒色テープを巻く、みたいな感じで、色分けしておけば次年度に笹作りする際に伐採する竹を選びやすく成ると思います。
これまでは雄竹も雌竹も関係なしに切り倒してましたが、雄竹をメインに切り倒すようにするだけでもかなり変わってくるんじゃないかと期待しています。
竹の世界は女性が大事!ということですね。
また、老竹については色分けテープを活用すれば5年モノとかを防げるかと。
3年周期にしておけば、感染リスクも抑えれると期待しております。
キッチリと整備した竹林に居ると、風通し良くなったことでとても気持ちがイイものです。藪蚊は居ますが(笑)
海の近くに住んでいるみたいな、風が通るたびにさざ波のような音がしてとてもいいものですね。
この素敵な環境を出来るだけ守り続けたいものです。
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