❏　ブックスタートボランティア　　　　　　


❏参考：[活動報告] ブックスタート実地練習
❏参考：[活動報告] ブックスタート自主勉強会 旭町図書館にて
❏参考：[活動報告] ブックスタート 自主勉強会に参加
❏参考：[活動報告] ブックスタート研修会 2回目
❏参考：[活動報告] ブックスタート研修 （第一回目）


ついに、東大阪市でのブックスタートの初ボランティアとしての始動です！
ブックスタート政策を声高に訴えている私自身が率先してブックスタートボランティアスタッフとして取り組み、ブックスタート実施の現場で感じたこと、考えたことをダイレクトに訴えに反映していきます。

[2回]

　❏　泣かれるかなぁ　　　　　　

事前演習では結構泣かれてしまって、これはまずいと感じていたのです。
しかし、今日は笑顔良しの赤ちゃんばかりを引いたおかげで、泣かれることは皆無でした。



ブックスタートボランティア奮闘中


読み聞かせ絵本は鉄板の「じゃあじゃあびりびり」


私も楽しんでやらせていただきました。





　❏　0歳からの図書館利用　　　　　　

ブックスタートセットには図書館利用の申込書もありました。
これは、0歳からも図書館利用カードを発行できることから、保護者さんに1枚、お子さんに1枚という配慮。
お子さんのカードでは2週間8冊の絵本が借りれますし、保護者さんのカードでは離乳食や子育て育児本などを借りることができます。


また、移動図書館や本のポスト。
図書館での育児行事のご案内などを積極的に説明させていただきました。


ブックスタートは赤ちゃんに本をプレゼントするだけじゃなくて、親御さんを含めて積極的に図書館利用を促進するという側面もあるのだなぁと説明しながら思いました。






　❏　男性も積極的に　　　　　

東大阪市初で、今のところ唯一の男性のブックスタートボランティアスタッフとして。
絵本の読み聞かせは、絵本を読むことがメインではなくて、絵本で赤ちゃんと一緒に楽しむということを主眼においてます。


そして、お母さんだけが読み聞かせをするのではなく、お父さんも読み聞かせを積極的にしてあげてほしいのです。
あぐらの上に赤ちゃんが居て、目の前には絵本があって、お母さんやお父さんの優しい声が聞こえて、なによりもお父さんやお母さんの膝の上で体温を感じながら・・・というのはとても素晴らしいことだと思います。


「家に帰ったら、お父さんに今日ブックスタートで男の人のボランティアさんも居たよ」と伝えてあげて、お父さんも積極的にやってもらいましょう！とお伝えさせていただきました。


なかなか気を使うと云いますか、お父さんと言ってしまっていいものかどうか。
保育園の終わりの挨拶のように、「おうちの人」と言うべきかどうか。
母子家庭を考慮するべきか。
など、現在の家庭環境の複雑さを考慮し、言葉を選んで、なおかつブックスタートの説明や図書館利用の促進もしつつと、結構疲れました(^_^;)





　❏　ブックスタートの実践過程における課題　　　　　　

さすがに「いないいないばぁ」はメジャー過ぎるのかして、持ってますよというお声が2件ありました。
可能であれば、他市で行われている「引換券」方式もいいかもしれません。


絵本をダイレクトに渡すとなると、どうしてもタイトルが限られてしまいます。
そこでまちの提携本屋さんに引換券を持っていけば、好きな絵本を選べるという仕組み。


引き換えていないことを口実に、さらにブックスタートを進めていくメリットもありますが、提携本屋さんが無いのでどうしようもないという東大阪市的な問題もあります。


また、4ヶ月検診ではちょっと早いのでは？という声も。
7ヶ月検診くらいが妥当かもしれません。


ブックスタート説明の読み聞かせの時間帯によっては、ぐずり出す時間帯にかぶることがあって、まちまち。
寝てしまっていたり、ぐずってしまっていると、保護者さんに足早に説明して終わってしまいかねません。


また検診時のお疲れもあると感じました。


最悪なのは、東大阪市の図書館には授乳室が無いこと。最悪過ぎる・・・。
ブックスタートボランティアを終えて、東保健センターをあとにしようとしたとき、駐輪場でたちっぱで赤ちゃんに哺乳瓶で授乳されているお母さんがいらっしゃいました。
最後にブックスタートの説明を受けておられた方でした。


あまりにも見かねて、ベンチまで案内しましたが、東大阪市の図書館に授乳室が無いというのはいかんともしがたい事実。
一刻も早く、声を上げて、実現すべき課題だと思いました。


本日は図書館総務室の皆様、保健センターの皆様、そしてブックスタートの説明を受けられた皆様、まことにありがとうございました！



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