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当初は60名定員でしたが、応募が90名に登りまして、冒頭画像の通り会場もいっぱいに!
ただし、男性は私1人だけ・・・。残り89人は女性ということでした。
後で図書館室の職員さんに改めて確認しましたが、男性1人だけということでして、「育児」に関しての男性の意欲や性差による偏り(ジェンダーバイアス)を肌でひしひしと感じるトコロ。
まるで、女性専用車両に乗り込んでしまったかのような(笑)
厚労省が4日発表した2012年度雇用均等基本調査によると、女性の育児休業取得率は前年度に比べ4.2ポイント低下し、83.6%だった。男性も過去最高だった前年度から0.74ポイント低下の1.89%。東日本大震災後の雇用環境の悪化で職を失うことを恐れたほか、「育休中は手取りが減るため、不景気の中での取得を控える男性が増えたのではないか」(同省担当者)という。
ソース
の通り、男性の育児休暇取得率は1.89%と、今回のブックスタート研修の男性参加率が1.11%という数字と酷似している結果となりました。
□ 4か月児検診について
講義される、健康づくり課の石塚りか主査
・東大阪市の母子保健の状況
∟人口507,616人(平成24年10月1日)
∟出生数3,802人(東部:968人、中部:1,361人、西部:1,473人。高齢化は西部だが、東部出生数が極めて低い状況である)
∟合計特殊出生率1.26。全国1.39、大阪府1.30よりも低い。子どもを産み育てにくいまちになってしまっている)
・双子の交流会、2ヶ月親子講習会、乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん事業)は92.0%の家庭に訪問
・ブックスタート事業においては、4ヶ月検診時に東部月2回40組、中部月2回40組、北部月1回10~20組、西部月3回40組を予定。
・乳幼児健康診査は病院で実現できており、4ヶ月検診(受診率99.4%)においては特に子育て支援や虐待の早期発見、予防に取り組む方針である
育児に悩む母親たち
・特に「支援者が居ない」状況が顕著。子育て支援を地域で包括的に取り組めていない状況が浮き彫りになっている。高槻市子育てあんしんネット WAIWAIカフェのような、つどいの広場、地域子育て支援センター、赤ちゃんの駅のような充実が無い。
・パーフェクトベビー願望か?子育てを評価してほしいという気持ちを理解する。
∟パーフェクトベビー願望(パーフェクトベビーがんぼう)またはパーフェクトチャイルド願望(パーフェクトチャイルドがんぼう)とは、身体に障害などがない五体満足で、かつ勉強や運動も優れている、完全な(Perfect)子ども(baby・child)が欲しい、という親(特に母親)の願望である。
∟一人っ子や二人っ子が多いため、時間的比率が高まる→育児熱心に?
∟0歳児保育の充実というよりは、地域子育て支援拠点の充実の方が重要か?保育園に持って行って討議課題に
∟ママ友交流におけるプラス面とマイナス面を理解する。
・東大阪市のこども虐待の状況
∟年間567件(発覚しているだけで)の虐待を把握
∟氷山の一角であることは否めない
∟こども虐待の把握トップは保健所。次いで子ども家庭センターである。保育園・幼稚園・小学校での把握は低水準である(いじめ問題もダイレクトリンクする?)
川口私見:私は独身で子どももいません。なので、子育てを肌で感じ実感の沸かないレベルの人間です。しかし、子育て支援政策についてはこれまで学んできた部分と、直接膝を付き合わせてお話を戴いた部分とをマッチングして、具体的な内容まで持ってきているところです。説得力が薄いのは当然ですが、できるだけのことをやりたいという思いで、ブックスタート研修に参加しております。
さて、東大阪市の現状ですが、子どもを産み育てやすいまちづくりと政策実現をしてこなかった当然の結果だと受け止めています。
特に地域子育て支援拠点は北摂エリアに比してあまりにも少ないです。人口比を考えると余計に少ない状態です。先ず、地域子育て支援拠点の充実に予算を割いて行かなければなりません。
内容討議にまで行かない状態ですので、子育て支援拠点整備。これを第一目標として、横の連携をして行かなければならない。保育園、幼稚園はもちろんですが、子育て支援センターとの連携、図書館との連携、保健所との連携など、行政と市民と地域がスクラムを組んだ、まさに地域で子育て支援を行おう!という体制づくりが欠かせません。
東大阪市は北摂エリアに比べて20年遅れているのです。これを取り戻して、尚且つ北摂エリアに比して10年先を行くような政策を実現させて行かなければなりません。
ちなみに、今回のブックスタート事業の総予算枠は年間約200万円。
今年の秋には平成26年度の概算要求が始まります。8月9月のブックスタート事業報告で概算要求をしなければならず、議会も積極的に進めて行く体制ではありません。
ブックスタートは継続してなんぼの事業。今年度は市長のウルトラCで通年予算が実現しましたが、平成26年度はどうなるかは白紙状態が続いており、事業継続性が見込みにくい状態が続いています。
□ 赤ちゃんの心とカラダに寄り添って
講義される岩出景子(高槻市 野の花文庫 主宰)
・高槻市はブックスタート8年目に突入。
・本を通して、赤ちゃんと親が楽しいひとときをシェアする
・本をタダで貰う制度ではないということを定着させるのに8年かかった
・子育て支援ボランティアの基本は、親をねぎらう・受容する・共感することである
・ブックスタートの前に・・・わらべうたによる、触覚や聴覚刺激
実演される岩出景子さん
恥ずかしながら、実演されるわらべうた遊び・・・。参加者の他の皆様はさも当然知ってますがなという具合で続いてやっておられるのですが、さっぱりやったことも観たこともなく、自分の無学と経験の無さにほとほと呆れるばかりでした・・・。
おとなりの親切な参加者の方に手取り足取り教えていただきまして、私もわらべうた遊びを数個学びました。手首の動きを促したりとかなり奥が深いことを実感した次第です。
ブックスタートの前に、先ずはわらべうた遊び。これを親御さんにマスターしてもらうことが大事というのは、確かにその通りであるなぁ・・と思いまして、必死にわらべうたマスターを急いでいます。
・高槻市子育てあんしんネット WAIWAIカフェの取組
∟赤ちゃんの駅だけでももの凄い数の整備
∟図書館も積極的に子育て支援の取組をしています
・絵本紹介
∟どっちかな?
∟おやおやじゅくへようこそ
∟みんなあかちゃんだった
∟あかちゃんってね
∟きょうのごはん
∟人を育てる唄
などなど・・・
・わらべうた遊び、しぐさ遊び、こもりうた、あやしあそび、などは全て上の世代から教えてもらうことだった
∟今はインターネットで教えてもらうような時代に・・・上の世代に子育て支援協力を望みにくい
川口私見:わらべうた遊び、しぐさ遊び、こもりうた、あやしあそびについては、まだまだ勉強不足過ぎてダメダメでした。おとなりの親切な参加者の方に圧倒的感謝っ・・・!
確かに読み聞かせ「だけ」では何の意味もないですよね。子育て支援の奥深さを実感するところです。
岩出景子さんの講義はほとんどがわらべうた遊びや小ネタを使った、赤ちゃんと親御さんとのコミュニケーションの取り方がいかに難しく、いかに大切か、ということだったかなと思います。講義時間90分のうち、70分くらい。
ブックスタート研修や子育て支援事業を利用した親御さんが「来てよかった」と笑顔になって帰ってもらえるにはどうすればいいのか?を経験で突き詰められた内容で、お仕着せのブックスタートや子育て支援では何ら意味を成さない、まさに「内容についての」密度の濃い講義でした。
第二回目は参院選投票日の来週開催です。
黒一点で何の経験もない役立たずな私ではありますが、必死になって何か一つでも得て行きたいと意気込んで、頑張って参ります!先ずは今日の講義の復習と、保育園訪問だ!
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名前:
川口やすひろ
年齢:
40
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性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
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【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016
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