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 ❏ 生駒里山保全プロジェクト      

日本全国の里山保全プロジェクトの中でも、最も困難なのが「竹との戦い」でしょう。
今、生駒山も例外なく竹の侵入に抗しきれなくなってきました。


里山は手が入らなくなると直ぐに荒れ放題になります。
特に竹林が侵入することで、もともとあった木々が枯れ果て、竹も枯れていき、後には火がつきやすい枯れ木の山になってしまいます。


「東大阪生駒里山保全プロジェクト」は、大事な生駒の山を荒れ放題にしないために、里山を守ろつというプロジェクトでございます(それっぽい冒頭前置き)


そんなわけで、レッツ、里山保全!




拍手[2回]


+ + + + + + + + + +



 ❏ 根っこから断つ      



周囲に溝を掘り、トタン板を埋め込み、根っこの侵入をできなくする


❏参考:竹の侵入防止|生活の技術
❏参考:竹の退治方法|生活の技術
❏参考:緑化技術研修会~竹林の拡大を防止するために~


竹や笹の根切りは、侵入できなくすることから。
先ずは区画を決めて、周囲に溝を掘り巡らせます。



溝の内側区画を徹底的に掘り返して、竹や笹の根を取り除きます


これを少しでも残すと、そこから再び根っこを張り巡らせ、10年後には竹林になってしまいます。
ここで手抜きは禁物!



特に大きな地下茎は徹底的に


大きな地下茎を徹底的に取り除いていきます。
一部たけのこ化している地下茎については、必ず掘り返して抜き取ります。
抜き取りきれない地下茎に対しては、除草剤を注入して根枯らしします。



竹の地下茎の先端


先っぽはドリルのような構造になっていて、この鋭く硬い根が伸びていって土を掘り進む仕組みです。
どんなに硬い地盤でもどんどん伸びていくので、地下茎の先っぽは必ず接続点を結んで掘り返しておきます。


途中で根っこがぷちっと切れてしまっても、先端のドリル部分だけはしっかりと抜き取ります。
こうすれば、後々に掘り返す手間が省けます。



今回の区画はヒバ畑区画


ヒバ畑の区画に笹が生え始め、竹が侵入してきていました。
古くなって、背も高くなりすぎたヒバをチェーンソーで切り倒し、新たなヒバ畑に生まれ変わらせるためにも笹の根切り、竹の根切りはしておかなければなりません。


理想的なのは、竹のチッパーで古い竹をチップにして敷き詰めること。
こうすれば、雑草抑止にもなります。





竹粉砕機は「東大阪生駒里山保全プロジェクト」が最も必要としている機械です。高くて手が出せませんが(>_<)





 ❏ ヒバ畑の種類改革      


従来種、青森ひばかと思われる


従来種の青森ひばは背が高くなりすぎる、下葉が枯れやすいという弱点があるものの、強いヒバです。



新種、コニファー ヨーロッパゴールド系


鮮やかな葉色がいい感じなのですが、松ヤニがすごいのでハサミが傷みやすい。


ヒバも2mくらいの高さで頭ハネをしておかなければなりません。
そこで、残った若木の頭ハネ。


ヨーロッパゴールド種は約7年前に私が苗木を買って植えたもの。
今では2mくらいにまで大きくなりました。


背が高くなりすぎると、それだけ剪定に手間がかかります。
日も当たりにくくなるので、頭ハネをしっかりとしていって手を入れるのが大事ですね。


東大阪生駒里山保全プロジェクトでは、区画を区切ってしっかりと着実に生駒の美しい里山を守っていきます!(それらしい締め)


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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016

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