❏　折り返し　　　　　　　　


寺執務中。


パワプロで言えば、普通の黄色い顔「 」になってきた感じ？


今日は折り返し。



　❏　お盆に際して　　　　　　　

先祖を崇敬するということ。


仏教的儀式化が進み、お墓に戒名を刻む、施餓鬼供養で戒名を読み上げる、などは、先祖を崇敬すること、忘れないことのためだと位置づけています。


過去帳を一目見ても、多くのご先祖様のお名前が記載されていますね。


お盆にはご先祖様が帰ってくる、というエピソードも、ご先祖様を忘れないことと崇敬するということに通じるかと考えています。


お寺で合わせる合掌と、神社で合わせる合掌とは少し意味合いが違うでしょう？


お墓参りに行った際には、ご先祖様のことを少しでもいいので思い出してあげてほしいです。




　❏　家紋　　　　　　　

度々当ブログでも出る話題、家紋。


例えば私の家紋は「菊水」です。




というように、自分の家の家紋は○○です、由来は○○から来ています、という具合に。


紋付袴も廃れてきた今、家紋を目にするのはお墓参りに行って、お墓の前に刻んである家紋くらいでしょうか。


せっかくのお墓参り。
我家の家紋は何なのか？の確認もきちんとしておいて、子どもたちに誇りながら伝えていってほしいですね。




　❏　荘厳　　　　　　

しょうごん。


整っていること。





お墓が左右対称性を持っているように、花筒が必ず一対であるように。荘厳とは左右対称性が結構キーになっているのかも？


最近仏花を販売していて、「一対」がなかなか伝わりにくいのを実感しています。


一対＝2束なのですが、この「束」すら伝わりにくいので、「2本ですか？」と言うようにしています。


どうしてお墓の花は一対なのか？


このあたりも興味深くお寺さんに訊いてみてもいいと思います。


お墓はシンプルであるべきでして、更に言えば、整っていなければ、という想いはココロの奥底にあると思います。


お墓＝家という図式であれば、お墓を綺麗にする＝家を綺麗に保つということにもつながるかと。


どんなに汚部屋な人でも、お墓参りにきたらお掃除しますので、このあたりをわかりやすく伝えていけたらなぁと思ったり。



　❏　さぁ、後半戦！　　　　　　　

後残すところ2日！


最後はヘトヘトになって毎年終わりますが、今年も事故無く、無事にお盆を終えることができればと思います。




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