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❏ 渭城の朝雨軽塵をうるおす       





雨あがりの清々しい月曜日!
今日の早朝街頭活動は東花園駅にて実施させていただきました。


今週テーマは献血。
東大阪河内ライオンズクラブの献血委員長としての1年間の経験から、献血と行政施策についてテーマを絞りました。


先ずはデータをご覧ください。




 ❏ 献血に関するデータ        


献血者数の推移【年代別】



わが国の将来人口と献血可能人口の推移 - 厚生労働省


少子高齢化の進行は、年金や介護保険のみならず、献血可能人口の減少にも拍車をかけています。
2020年段階までで、結構危機的な状況に陥る見込みです。


献血した血液の用途 - 岩手県赤十字血液センター
 輸血というと、交通事故など不慮の事故でけがを負ったときに使われるイメージがありますが、実際の輸血用血液製剤の使われ方をみると、そうしたけがの治療で使われているのは3%程度で、8割は病気の治療で使われています。病気のうち、多くを占めているのが、がんの治療です。

上記の通り、献血可能人口減少と、献血した血液の用途を考慮すると、将来私たちが献血不可能年齢である65歳(MAX)、60歳に到達した時に、血液不足による病気治療が困難になる可能性があるということです。


献血された血液ってどうなるの? - 日本赤十字社 東京都赤十字
Q:毎日血液が足りないとPRしていますが本当ですか?
A:本当です。血液(血液製剤)は有効期限が定められており、有効期限が短い血小板製剤は採血後4日間ですが、検査時間を除くと使用可能な時間は3日間程です。赤血球製剤の有効期限は21日間です。保管量の目安は3日間で使用されてしまう量としており、不足する分は、日々献血によって確保しています。

血液はとても厄介なものでして、保存期間がとても短いです。
1年2年と保存が利けばしょっちゅう献血をすることも無いのですが、保存期間が短いために常に新鮮な血液が必要となるのです。
人工血液というものも今の時代ではまだ実現しておりません。


「医療用iPS細胞ストック構築」に関する研究協力について
 この度、日本赤十字社では、移植が必要な多くの患者さんを救いたいという主旨から、京都大学iPS細胞研究所が企画する「医療用iPS細胞ストック構築に関する研究」に協力することと致しました。
 iPS細胞を用いて治療する場合、拒絶反応を防止する必要があります。拒絶反応を防止するためには、人体のほぼ全ての細胞に分布しているHLA(Human Leukocyte Antigen、ヒト白血球抗原)型が適合しているiPS細胞が必要となります。
 HLA型の組み合わせは、数万種類以上存在しますが拒絶反応が起きにくいHLA型の組み合わせがあり、その組み合わせを持つ人の頻度は約2~4%とされています。「医療用iPS細胞ストックを構築」するためには、拒絶反応が起きにくいHLA型の組み合わせの献血者の方々にご協力いただく必要があります。

山中教授のIPS細胞研究。
献血された血液はこの研究にも役立てられています。
東大阪市出身の山中教授を、東大阪市民の献血で応援しよう!キャンペーンの際にはとても多くのご賛同を戴きました。
ただ、森ノ宮の大阪赤十字血液センターのみであり、血液センターに行くには東大阪市からだと中央線を使う他無く、なかなか距離的に厳しい問題があります。
大阪府赤十字血液センター
大阪府赤十字血液センター 南大阪事業所
阪急グランドビル25献血ルーム
西梅田献血ルーム
御堂筋献血ルーム CROSS CAFÉ
まいどなんば献血ルーム
日本橋献血ルーム
あべの献血ルーム KiZooNa
門真献血ルーム
京阪枚方市駅献血ルーム
阪急茨木市駅献血ルーム
堺東献血ルーム
献血できるところ


門真市人口、13万人
枚方市人口、40万人
茨木市人口、27万人


東大阪市人口、50万人


献血バスでできる献血は、400ml献血しかできません。
成分献血や200ml献血は献血バスでは献血できないのです。
そして、400ml献血の場合体重制限や献血期間、年間献血総量規制があり、そう頻繁にホイホイ献血できないという縛りもあります。


成分献血や200ml献血は献血ルームでできるのですが、東大阪市から最寄りは森ノ宮か難波か日本橋くらいでして、気軽にはなかなか。


なので、是非とも東大阪市にも献血ルームを!という想いが私にはあります。
献血ルーム拠点を作ることで、地域の献血に対する知識啓蒙をメイン。
教育においては、学校出張、東大阪市内5大学、などを経て、血液の性質といのちの尊さを。
校区連合自治会においては、献血実施をしている自治会とそうでない自治会との活動格差が激しすぎますので、可能な限り地域格差を是正していく目的で。
更には、東大阪市献血推進協議会の形骸化を是正し、積極的な献血施策を通じた、市民へのいのちの尊さ、献血奉仕というボランタリー精神の定着。


まだまだありますが、これらを踏まえてやっております。


最後に。
輸血用血液製剤の多くは、不慮の事故等に伴うものではなく、がん(悪性新生物)の患者さんの治療に使用されています。また、使用する方の約85%は50歳以上の患者さんになります。
血液のゆくえ


献血する人の85%は50歳未満であり、輸血される人の85%は50歳以上の患者さんです。
少子高齢化により、この構図が崩れた場合。
輸血される人に血液が行き届かないおそれがあります。
特に、私たち現役世代が60歳を越えていく時、血液不足によって治療が出来ないおそれが否定しきれません。


今、若年層への献血啓蒙と、献血による研究促進は、将来私たちが高齢者となった時のための、「未来への献血」だと私は考えております。


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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016

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