❏　大阪春秋153号「東大阪とは何か」発刊記念フォーラム　　　　　　


今年初の川中邸！


講演される坂上敏先生


レジュメ


本日は川中邸にて開催されました、大阪春秋153号「東大阪とは何か」発刊記念　第二回川中邸文化フォーラムに出席してきました。
新年の寒い時期ではありましたが、会場は超満員と、大盛況でした。





　❏　東大阪市論　ラグビーワールドカップが東大阪市で開催されるべき理由　　　　　

おりしも昨日にNHKで放映された、花園オールドボーイの翌日。
東大阪市の文化の歴史の深さと、その意義性。
また、埋もれてしまった文化を再び掘り起こし、市民の皆様に東大阪市に住むことの誇りを感じてほしい。
とても熱い、気持ちの入った講演でした。


・春日大社の神様は、枚岡神社から来ていること。
・瓢箪山の商店街は全国でも2ヶ所しかない国道がアーケードとなっている。しかも東高野街道という大阪で最も古い道である。
∟駅前のアーケード商店街は国道170号線旧道となっている。国道がアーケードとなっているのは全国でもここと長崎県長崎市の国道324号線（浜町（はまのまち）アーケード）の2ヵ所だけである。

・日下は「ひのもと」と読み、日本が「ひのもと」である起源説が濃いが薄れてしまっている
・東大阪市は能のふるさと


などなど、挙げればきりがない程に東大阪市の文化というのは深い歴史があって、文化とスポーツを結びつける意味でも東大阪市でラグビーワールドカップを実施するべきであるという、新しい考え方を示していただけたと思っています。





　❏　東大阪市に文化の拠点を　　　　　　　

これは私の持論ですが、東大阪市の文化政策について。
箱モノではなく、文化発信拠点整備を行って、後世にしっかりと文化を継承していくとともに、もっと幅広く市民の皆様に東大阪市の文化の深さを理解してもらう活動に現在チカラを入れています。


文化や経緯を知っているのと、そうでないのとでは、地域に対する誇りや愛着にも差が出ます。
また、東大阪市は文化的になんもないという誤解を少しでも減らして、いやいやこういった文化や歴史的な事柄が山ほどあるのが東大阪市なんですよ、と郷土愛を育める文化発信と受信体制を作り上げていきたい。


本や文献にしていくととてもお金がかかることですが、今はインターネットという無料で多くの人が閲覧できる媒体があります。


画像や動画にして、東大阪市の全体図から地域地図拡大、クリックすれば地域地名の経緯や歴史、そこ出身の偉人などが知れるような、文化発信ポータルサイトなどを作っていければと思っています。
行政がこれをやろうとすると、スクラムはーとになるので、民間でできればなぁと。特に学生さんが主体となってやれればなぁと思うところです。


文化や歴史を識ることで、郷土愛が育める。
モノづくりのまち、ラグビーのまち、文化のまち東大阪市を3点セットにして日本中、世界中に発信できればというのが理想です。



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