□　第五回美杜里乃屋　愉会　　　　　




屋敷林を守る会、今米緑地保全会 さん主催の第五回愉会に出席させて戴きました。

[3回]

川中邸の場所



川中邸屋敷林は、特別緑地保全地区に大阪府で最も早く指定された場所です。

大阪府 加賀屋緑地 大阪市 当初 H5.12.17 0.5 　 樹 　 　 市
今米 東大阪市 当初 S59.9.21 0.5 　 樹 　 　 市
男神社 泉南市 当初 H1.3.3 1.4 　 樹 　 　 市･調

－特別緑地保全地区の指定状況より

指定のメリット

●特別緑地保全地区の指定には土地所有者にとって次のようなメリットがあります。
次の優遇税制により、土地の所有コストを軽減できます。
相続税：山林及び原野については８割評価減となります。(財産評価基本通達50-2、58-5、123-2)
固定資産税が最大1/2まで減免されます。
土地の買入れを申し出ることができます。譲渡所得には2,000万円の控除が適用されます。（都市緑地法第17条）
管理協定制度を併用することにより、管理の負担を軽減することができます。
市民緑地制度を併用することにより地域の自然とのふれあいの場として活用を図ることができます。

特別緑地保全地区制度より




東大阪市にとっても、大阪みどりの百選に選ばれているように、府民にとっても極めて大切な場所であるのが川中邸です。
特筆すべき点は生駒の山なみも大阪みどりの百選の１つですが、川中邸は都市化の進む町中でのみどりの百選であるということであります。



屋敷林を守る会、今米緑地保全会 さんの普段の活動に少しでもお手伝い出来ればと思っております。




愉会会場のようす




１００名近い参加者！スゴイ賑わいです



川中さん（青いシャツ）からタケノコ掘りの説明があり、タケノコ掘りへ。
お子さん連れが多くありまして、和やかな雰囲気。




タケノコ掘り



採れた！




川中邸竹林の様子



屋敷林を守る会さんの日ごろの整備によって、竹林は最適状態に保たれています。




竹林コンサートのようす



スリヤサンキートタイ音楽合奏団さんのコンサート。
アンカルンという竹を使った楽器で独特の音色が川中邸屋敷竹林に響きます。




コンサートのあとは実際に楽器を触ってワークショップ



ワークショップ・・・日本では「体験型講座」を指す用語。



子供さんたちも初めて見る楽器に興味津々。
実際に鳴らしてみたり、音色を聴いてみたり、とても良い体験だと思います。




お昼ごはんは竹ご飯！



自分で手ずから掘ったタケノコを焼いて、川中邸屋敷林で食べる。
こういったイベントを定期的に実施開催し続けることは並大抵のことではありません。
だからこそ、もっと多くの市民の皆様に知っていただいて東大阪市に素晴らしい場所があると広めていかなければならないと思います。



お昼ごはんを食べながら色々とお話させて戴いた中で、イベント参加者にもっと市内の人を呼べたらという話に。
身近なイベントだからこそ、身近な市民が興味を持つのは難しいという、まさに学校正面に住んでいても遅刻してしまう状態。
東大阪市内のイベントにもっと東大阪市民の皆さんに来てもらうには、広報、PR、もちろんながらですが、地域のコミュニケーションの中で「こんどどこどこでこういうイベントあるみたいよ」という口コミ話題に登るような方策が必要だと思います。



なかなか難しいのは、特定のイベントだけを前面に押し出すのはキツイところでして、その辺の苦慮についても。
満遍なく公平に情報を出すことの難しさと、地域イベントに地域の人にもっと興味を持ってもらうという二面性について私も今後の課題とさせて戴きました。



おもてなしくださった、川中邸の皆様、本当に楽しく清々しい一時を過ごさせていただきました。
まことにありがとうございました。




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