❏ 電話にて
昨晩に東大阪市の図書館施策について意見交換をしている方から電話を戴き、本日の図書館の今後を考えるという主旨の会合に是非にと言うお声がけを戴きまして、東体育館に行ってきました。
と思ったら、会の主旨自体が違っていた・・・
よくある話です(;´Д`)
東大阪市の図書館協議会という存在があまりにもアレ過ぎて、ここ最近に復活したそうな。
その中で、旭町図書館移転の話しが出て、それを聞いた「図書館を考える」人が誘ってくれたのだけれど、という構図。
東大阪市「公共施設マネジメント推進基本方針」と「公共施設再編整備計画」について
の内容について一括請願という話でした。
要は
この資料の冒頭4行で主旨を把握したという流れです
そこで図書館施策について色々と思うところを考えておりました。
❏ 廃止予定の旭町図書館の状況分析
貸出登録者数:10,248人
貸出人数:延べ120,543人
貸出図書冊数:延べ462,331冊
蔵書数:124,775冊
(全てH23年)
A地域人口:61,100人(H22)
B地域人口:66,000人(H22)
旭町管区人口:約127,100人(H22)
旭町管区人口に比する旭町図書館利用率:8.06%
利用率を考慮する必要から、少なくとも10%を目標数値とし、15%を達成したい。
❏ 現庁舎のレア度
旭町庁舎はレア度の高い建築物ということ。建替見積もりが13億円(東大阪市)、耐震化リフォーム見積もりが7億円(自主調べ)とのこと。
先ずは歴史的にレアな建築物であり、なおかつ付加価値をそこに見出す必要があると考える。
同時に、旭町庁舎をどうにかするお金は、現役世代がツケを払っていく前提で話を進めている時点でキツイところがある。
現役世代がツケを払っていくのであるのならば、現役世代やこれからの世代の意見も当然考慮をするべきであると考える。
旭町庁舎は、東大阪市合併前に建築→数年で東大阪市に合併→旧枚岡市の財産ということだが、合併から47年が経過しようとしている中でやはり旧枚岡市、旧河内市、旧布施市の禍根を残し続けているのは、合併後世代にとっては訴えるチカラが弱く感じる。
東大阪市のランドマークとして、旭町庁舎の再活用を議論してみたい。
❏ 箱モノ逆理論
新しい箱モノを建てるときも、古い箱モノを残す場合でもそうなのだが、ハードウェア面は大いに喧々囂々。しかし肝心な中身やサービス面であるソフトウェアは素通りとなってしまいがち。
私が主張してきている、図書館の20時まで開庁・授乳スペース・子育てコーナーの拡充と読み聞かせルーム、紙芝居など。
また、郷土史資料の充実などは議論にも上がってこない。
肝心なのは本の蔵書数ではなく、どんな本を置いているか?ではなかろうか。
100万冊ありますよ!!といった処で、本の中身がアレでは元も子もない。
何故、その場所に図書館が無くてはならないのか?という論理。
図書館を更に充実していくべきである!という議論を大事にしていきたい。
❏ 残した後の利便性向上について
7億円(自主調べ)かけて耐震化して残した後の利便性向上については議論が無かったが、図書館の20時まで開庁・授乳スペース・子育てコーナーの拡充と読み聞かせルーム、紙芝居などはもちろん、本の中身についても十分に吟味できる内容となるかどうかは結構重要だと考える。
残した後の図書館構想と、図書館施策については本日の会合では箸にも棒にもかからなかったのが残念極まるところだった。
というか、図書館施策を考える会をつくろうと思った。
❏ 残す意義について
結局、私が受けた印象は「行政が廃止とか言ってる!反対!反対!」という印象であった。
残すことについてのメリットデメリット。
廃止することについてのメリットデメリット。
残すのであれば、残すだけの意義を提案しなければならない。
特に現役世代に対してはツケも一緒に残してくれるのだから、なおさらだ。
その意義が感情的であったり、一部利権の為に残すというのであれば、多くの市民の賛同は得られにくいところだと思う。
私が考える図書館施策は
・図書館の20時まで開庁
・授乳スペース
・子育てコーナーの拡充
・小学校図書室の図書館分館化←コレは小学校区まちづくり施策と連動
この内容については実現に向けて図書館施策をしっかりと取り組んでいきたい。
最後に。
本日はとても良い勉強をさせていただいたと思いました。
学んだことをしっかりと活かせるように取り組みを前に進めていきたいと思います。
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昨晩に東大阪市の図書館施策について意見交換をしている方から電話を戴き、本日の図書館の今後を考えるという主旨の会合に是非にと言うお声がけを戴きまして、東体育館に行ってきました。
と思ったら、会の主旨自体が違っていた・・・
よくある話です(;´Д`)
東大阪市の図書館協議会という存在があまりにもアレ過ぎて、ここ最近に復活したそうな。
その中で、旭町図書館移転の話しが出て、それを聞いた「図書館を考える」人が誘ってくれたのだけれど、という構図。
東大阪市「公共施設マネジメント推進基本方針」と「公共施設再編整備計画」について
再編整備計画の対象施設
介護老人保健施設「四条の家」・東診療所→廃止
旭町庁舎・東保健センター・東福祉事務所・市史史料室など→更新(仮移転あり)
旭町行政サービスコーナー→廃止
土木工営所東分室→今後検討
旭町図書館・市史史料室など→介護老人保健施設「四条の家」・東診療所跡へ移転(仮移転あり)
※埋蔵文化財センター、郷土博物館などとともに文化関係複合施設として設置。
埋蔵文化財センター→介護老人保健施設「四条の家」・東診療所跡へ移転
※旧旭町図書館、市史史料室、郷土博物館などとともに文化関係複合施設として設置。
郷土博物館・文化財収蔵庫→介護老人保健施設「四条の家」・東診療所跡へ移転
※旧旭町図書館、市史史料室、埋蔵文化財センターなどとともに文化関係複合施設として設置。
東体育館→リニューアル
※新貸館機能設置。
東公民館→社会教育センターに機能統合
の内容について一括請願という話でした。
要は
この資料の冒頭4行で主旨を把握したという流れです
そこで図書館施策について色々と思うところを考えておりました。
❏ 廃止予定の旭町図書館の状況分析
貸出登録者数:10,248人
貸出人数:延べ120,543人
貸出図書冊数:延べ462,331冊
蔵書数:124,775冊
(全てH23年)
A地域人口:61,100人(H22)
B地域人口:66,000人(H22)
旭町管区人口:約127,100人(H22)
旭町管区人口に比する旭町図書館利用率:8.06%
利用率を考慮する必要から、少なくとも10%を目標数値とし、15%を達成したい。
❏ 現庁舎のレア度
旭町庁舎はレア度の高い建築物ということ。建替見積もりが13億円(東大阪市)、耐震化リフォーム見積もりが7億円(自主調べ)とのこと。
先ずは歴史的にレアな建築物であり、なおかつ付加価値をそこに見出す必要があると考える。
同時に、旭町庁舎をどうにかするお金は、現役世代がツケを払っていく前提で話を進めている時点でキツイところがある。
現役世代がツケを払っていくのであるのならば、現役世代やこれからの世代の意見も当然考慮をするべきであると考える。
旭町庁舎は、東大阪市合併前に建築→数年で東大阪市に合併→旧枚岡市の財産ということだが、合併から47年が経過しようとしている中でやはり旧枚岡市、旧河内市、旧布施市の禍根を残し続けているのは、合併後世代にとっては訴えるチカラが弱く感じる。
東大阪市のランドマークとして、旭町庁舎の再活用を議論してみたい。
❏ 箱モノ逆理論
新しい箱モノを建てるときも、古い箱モノを残す場合でもそうなのだが、ハードウェア面は大いに喧々囂々。しかし肝心な中身やサービス面であるソフトウェアは素通りとなってしまいがち。
私が主張してきている、図書館の20時まで開庁・授乳スペース・子育てコーナーの拡充と読み聞かせルーム、紙芝居など。
また、郷土史資料の充実などは議論にも上がってこない。
肝心なのは本の蔵書数ではなく、どんな本を置いているか?ではなかろうか。
100万冊ありますよ!!といった処で、本の中身がアレでは元も子もない。
何故、その場所に図書館が無くてはならないのか?という論理。
図書館を更に充実していくべきである!という議論を大事にしていきたい。
❏ 残した後の利便性向上について
7億円(自主調べ)かけて耐震化して残した後の利便性向上については議論が無かったが、図書館の20時まで開庁・授乳スペース・子育てコーナーの拡充と読み聞かせルーム、紙芝居などはもちろん、本の中身についても十分に吟味できる内容となるかどうかは結構重要だと考える。
残した後の図書館構想と、図書館施策については本日の会合では箸にも棒にもかからなかったのが残念極まるところだった。
というか、図書館施策を考える会をつくろうと思った。
❏ 残す意義について
結局、私が受けた印象は「行政が廃止とか言ってる!反対!反対!」という印象であった。
残すことについてのメリットデメリット。
廃止することについてのメリットデメリット。
残すのであれば、残すだけの意義を提案しなければならない。
特に現役世代に対してはツケも一緒に残してくれるのだから、なおさらだ。
その意義が感情的であったり、一部利権の為に残すというのであれば、多くの市民の賛同は得られにくいところだと思う。
私が考える図書館施策は
・図書館の20時まで開庁
・授乳スペース
・子育てコーナーの拡充
・小学校図書室の図書館分館化←コレは小学校区まちづくり施策と連動
この内容については実現に向けて図書館施策をしっかりと取り組んでいきたい。
最後に。
本日はとても良い勉強をさせていただいたと思いました。
学んだことをしっかりと活かせるように取り組みを前に進めていきたいと思います。
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名前:
川口やすひろ
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男性
誕生日:
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