□　高井田地域の工場を回って来ました　　　　　


住工共生のまちづくり条例、今年１０月の正式稼働に向けて、高井田地域の工場をメインに回って来ました。

[2回]

市政だよりにもありますとおり、７月からアンケート用紙が東大阪市内の工場全てに送付されます。
アンケート結果を受けて、次の審議会で区域選定審議になりますが、紙を眺めててもイカンので現場で膝を付き合わせてお話させて戴くことに重点を置いております。


　□　スタンス再確認　　　　　


　・　行政シナリオを遵守すること
　・　出来上がっている行政のシナリオを邪魔しない
　・　5年後、10年後はこうするべきであるという「想定結果認識」からスタートすること
　・　アレコレ言わない





　□　条例認知度の低さ　　　　　


新聞などで条例名は知っているけど・・・具体的な内容については周知徹底できていません。
なので先に条例の内容説明を渡されている資料をお見せしながらやっていきます。


なんや！結局家建てれるんかいな！とは致し方ない反応ですねぇ・・・。
「家を工場街に建てにくくする条例」なので、既に建ってしまっている家については防音設備の補助金などなどのご紹介。


詳細については市役所をご案内しておりますが、反応は鈍いです。





　□　高井田地域の自治連合会の足並みが揃っていない　　　　　


行く先々で、自治連合会の足並みが揃っていない旨のお話を戴きました。
個人名をたくさん挙げていただくのですが、ええ・・・はい・・・と相槌を打つしかないところ。といいますか高井田地域の自治連合会の構成も予習してから周れば良かった・・・と反省点です。





　□　まいど一号打ち上げの時にやっておけ！　　　　　　


東大阪宇宙開発協同組合が2002年で、11年前。その時に中小企業のまちだのモノづくりのまちだの言っていたが、区域指定に関しては何もなかった。何をいまさら言うとんねや。まいど君（何か今度は月に送るみたい）とか言う前に工場環境をちゃんとせえ！



グゥの音も出ません。特に利権がモロに絡んでいる部分ですので具体的なコメントもできませんでしたが、議員名や役員名がバンバン挙がってきてたのは閉口せざるを得ませんでした。





　□　中小企業を守ると言うなら　　　　　


工場の人が気分よく仕事できる環境を作ってくれるだけでエエ。不況やら外国の台頭やらで苦しい経営やけど、一番堪えるのは「地域から出て行け」と言わんばかりの無策なところや。



素晴らしい技術の視察や修学旅行生呼び込みは盛んになってきて、大臣や偉い人がたくさん訪れる高井田地域ですが、その後に繋がっておらんということを皆さんクチを揃えておっしゃります。


気分よう仕事できる環境、気兼ねなく仕事できる環境。
熱中症でﾊﾞﾀﾊﾞﾀ人が死んでるのに、工場の入り口を閉めて窓も閉めきって騒音を出すなといわれる。搬入トラックが着たら直ぐに警察を呼んで妨害される・・・
川口さん、そら住工共生やら中小企業やらモノづくりやら言うてますけど、気分よう仕事できる環境ものうなったら誰もやらんようになるのは当然ちゃいまっか・・・？


完全な行政不作為であり、前回落選してしまった責任の重さを痛感するところでした。





　□　東大阪市の小中学校に出前授業させてくれへんねん　　　　　


子どもに地域に愛着持ってもらうとか、工場に理解を持ってもらうとか。そういう取組が東大阪市は全くあらへん。藤井寺や富田林や高槻なんかには出前授業に来てくれ来てくれて学校から言うて来る。行って授業やるとみんなキチンと聞きよる。感想文もしっかり書いて送ってくれる。中には将来日本を代表するモノづくりマンを目指すとか書いてくれる。


そやけど、東大阪市でほんまはやらんことちゃいまっか？


東大阪市の教育委員会改革、教育再生の遅れの影響はここにもあります。





　□　まとめ　　　　　　


何もしてこなかった10年はあまりにも重いです。
せめて、まいど一号段階で尼崎のようにできていれば・・と悔やんでも仕方ありません。



「工場が気分よく仕事できる環境づくり」



これがキーワードになってきそうです。



高井田地域、水走地域、玉串東エリア、若江東エリアを重点的に今後も回って行きたいと思います。





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