❏ 二回目のブックスタートボランティア
早朝街頭活動→弥刀さつき保育園さんときて、分刻みスケジュールはブックスタートボランティア!
[活動報告] ブックスタートボランティア、頑張ってきました!
前回の報告は上記リンクを参照ください。
旭町庁舎二階保健センターにて
ブックスタートのお部屋
いつもの笑顔の5割増し増しで!(笑)
ブックスタートボランティア中
さて、今日はどうかな?泣かれちゃうかな?と不安な部分もありましたが、やりだしてみると二回目ということもありましてスムーズに進めていくことが出来ました。
最初は笑顔を作って作ってと意識的にやってたんですが、こちらが絵本を読んであげると反応してくれる、笑ってくれる赤ちゃんを観ていると自然とこちらも笑顔になりますね!
大半はお母さん一人で抱っこして来られますので、前回同様、オトコのボランティアも居るんだから、お家に帰ったら言ってやってください(笑)と、東大阪唯一の男性ブックスタートボランティアとして強みを出していきました。
自己評価すると、80点くらい。
額に汗が出てしまったーーーとか、気持ち早口だったかなーーーとか。
その辺は事後検証の勉強会で報告したいと思います。
本日はありがとうございました!
❏ 滋賀県野洲市市議会議員、北村いすずさんも見学に
滋賀県の未来政治塾で知り合いになりました、北村いすずさんも東大阪まで見学に来てくださいました。
野洲市ではブックスタートがまだ始まっておらず、なんとか野洲市でもブックスタートをしていこう!ということで、実際にやっている現場を見学に。
ボランティア中だったので、意見交換をガッツリは出来ませんでしたが、少しだけ意見交換をさせて戴きました。
そこで、ブックスタートボランティアとしての意見と、政策としての意見を二種類に分けて付記させていただきます。
❏ ブックスタートボランティアとしての意見
実際にボランティアスタッフとして感じるのは、年間の段取りを前年度にキッチリと作り上げてしまってほしいことや、研修会内容の充実、ボランティア事後検証機会について。
年間段取りについては、図書館部局の段取りと、検診の日程がありますので、すんなりは行かないと思いますが、ピンチヒッターを急遽立てなければならなくなったりという場合には重要だと思います。
研修会内容については、2回の研修会では若干時間不足だったので、別に自主勉強会を実施した経緯があります。
ボランティアスタッフの研修会で重視すべきは、「ブックスタートの目的と理念」についての浸透だと思います。
お話会や絵本読み聞かせのベテランさん達が多く参加しています。
なので自分の考えややり方に自信があろうかと思います。
子育てキャリアだってものすごく長い。
だけど、「ブックスタート」をやるのは皆初めてです。
だから、ブックスタートの目的と理念についてはかなり深いところまで時間を掛けて浸透していくべきだと思います。
読み聞かせテクニックや、わらべうた、赤ちゃんを笑顔にするテクニック、いろんなテクニックに長けているところだけではもったいないと思ったからです。
そして、実際にやった後の事後検証。
将棋でいうところの感想戦ですね。
事後検証ノートがあるにはあるのですが、活用がほとんど為されていません。
なので、前のグループはどういうふうにやったのか?どんな感想を持ったのか?どこに注意してやったのか?や、どういう点が良かったと自分自身で自己評価できるか?という部分まで事細かに分析する必要があると思います。
[活動報告] ブックスタート自主勉強会(2回め旭町図書館)に出席してきました!でも記載した通りです。
現場サイドとしては、綿密な事前の研修会段取り。
やっていく中での、段取り。
そして、事後検証。
この3つがメインです。
他に挙げるとキリがないので、現場意見はこのへんで。
❏ 政策としてのブックスタート
効果基準が結構曖昧で数値化出来ない分野です。
なので、効果基準に付加価値をくっつけて数値化してしまうと、訴求力が高まると思います。
例えば、
ブックスタートをした→波及的効果で、図書館利用率が向上した→年齢別を見ると20代・30代の図書館利用率が著しく向上した
というような感じです。
東大阪市の旭町図書館の利用率は、約8%程度。
10人居たら1人居るかいないかです。
図書館利用率向上は、どこの自治体でも取り組むべきか、そのままでイイべきか・・と悩んで、文教委員会なんかではあんまり話題にならない議会が多いかと思います。
そのままでイイべきか・・・でだらだらいくと、図書館予算があれよあれよと削減されて、気がつけば図書館レベルががくんと落ちててコレはヤバイ!となりかねません。というか東大阪市がなりかねてます。
そこで「数値化できる項目を作る」ことで「訴求力」と「説得力」を高めるのが一点。
もう一点は、運営段取りです。
現在東大阪市では四ヶ月検診の際に実施していますが、長い検診が2時間くらい続いた後に最後の最後にブックスタートが待ち構えています。
赤ちゃんも保護者さんも疲れきっているところがあります。
赤ちゃんの寝ている率を考慮すると、実施する時期については各自治体でも違うように、検証が必要だと思います。
東大阪市ではこんにちは赤ちゃんで、ほぼ100%の世帯に訪問しています。
また、絵本選定について。
長い長い経緯と、激しい議論激論の末に、何故かいないいないばあになってます。
王道中の王道絵本を選定するとして、被る可能性が結構高いです。
上にきょうだいが居たら被りますし、出産祝いで買ってもらったということで被る場合があります。
なので、絵本選定も結構大事だと思います。
引換券方式だと、受け取り率が低いので事業仕分け喰らいかねません。
なので、絵本選定。種類、複数種類から選択して受け取ることができるような仕組み。
四ヶ月検診前に、一覧表をわたしておいて、とか。
事前予約的な感じで。とか。
大阪市のブックスタート事業が事業仕分けで抜本的仕分けになった内容を精査しておくのも大事だと思います。
・1つは図書館の方で調査されたことがあるんですけれども、ブックスタート実施前が平成14年度、それから実施後平成20年度に比較調査したものがあって、大阪市の図書館全体ですが、児童書の貸し出しが14年度と20年度を比較しますと、24%増えております。また、絵本に限っては貸し出しが41%増えています。こういう状況がございます。
数値基準推しですかね。
・もちろん、このプログラムだけで虐待を減らすことはできないと思いますけども、図書館の貸出件数以外に親子のふれあいに始まった健全な子育てということにつながっているというのを何かの数字で確認はされていますか。
(こども青少年局) 例えば、先ほど申し上げましたように、ブックスタート事業の利用をきっかけに子育て支援施設の継続的な利用につながっているということを申し上げました。直近の数字で言いますと、今年の4月から6月まででブックスタートに参加した人のうち、子育て支援施設に登録をされた方がどれぐらいあるかといいますと、77%でございます。ほとんどの方がブックスタートの利用をきっかけに子育て支援センターとかつどいの広場を継続的に利用されているきっかけになっているということでございます。
虐待件数と結びつけるのは暴論かもしれませんが、子育て支援施策との渡りとか。
で、あんまり数字を出すと今度はこれから下のやりとりを延々とスクロールになりかねませんので、バランスだと思います。
ブックスタートは教育でも無いですし、絵本を読むことが目的ではありませんよ、と。
絵本を手段として、親と子のスキンシップ、触れ合いの時間を増やすことが第一義。
第二義、第三義的な以下略
みたいな感じが理想型ですが、じゃあ本じゃなくてもよくね?となりますので、どうして本でなければならないのか?というところにあんまりこだわってもよくないと思います。
なんだか参考になるんだか、ならんのだかわかりにくい付記になってしまいましたが、「ブックスタートの目的と理念」がどれだけ浸透できるか?にかかってくると思います。
本日は遠いところから見学いただきましてまことにありがとうございました!
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1983/05/21
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