❏　往生院六萬寺　民具供養館　　　　　　

私が住んでいる実家は往生院六萬寺というお寺です。
そこの境内には昔の道具を3000点展示している民具供養館という資料館があります。


市内の保育園の園児さん（年長組）が毎年そこを訪ねて、昔の道具に触れて「環境・エコ」「防災」「便利」「自然」などについて勉強してもらっています。

[2回]

朝のあいさつ


昔の看板クイズ


石臼挽き体験


私の担当、かまどコーナー


わらじ説明


羽釜を持って、釜クイズ


かまどに火を入れて、煙のクイズ


くさいじゃなくて「煙たい」だよ


火吹き竹による実演


自分で説明しててなんですが、「わら」って凄い。


お米の親だもの。


畑に敷き詰めたり。
家畜の寝床になったり。


わらじになったり。


雨合羽になったり。


擦り切れたりしたら、火種になって。


灰になったらクレンザーやアク抜きや釉薬に。
アルカリ性だから、石灰の代わりに畑に撒いたり。


本当にわらって凄い。


昔の暮らしは「無駄がない」ので、今みたいに断捨離とかシンプルライフとかいう小賢しい思想が無かったのもうなずけます。
自然の摂理にしたがって生きていれば、スローライフだのスローフードだのそんな小賢しい言葉も出てくる余地無しですね！


少しでもそういったことを感じ取って貰えれば、と思ってやってます。


たくさん勉強して、たくさん遊んで、いっぱい楽しんでもらえたかな？



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