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❏ 完全先付け・ナシナシルールなのにシャンテン数は教えられていない       

前回に引き続き、第二回目です。
普段の更新は別タグを参照ください。


四条やまなみリージョンセンター健康マージャン教室で感じたこと②


完全先付け・ナシナシルールは教えてもらっているのに、シャンテン数については教えられていない人が大半であること。


完全先付け・ナシナシルールは星の数ほど取り決めがあり、しかもある程度同じ実力でなければフルボッコに遭うという巧い人有利のルールです。


完全先付け・ナシナシルールで楽しむ場合は、麻雀の確率計算と理論的な打ち筋を習得していなければ楽しさ半減どころか全減といった所でしょうか。


麻雀の確率計算と理論的な打ち筋に「シャンテン数」があります。
和了形が完成する直前の状態がテンパイ、そのさらに一段階前の状態が一向聴である。一向聴の前段階を二向聴、さらにその前の段階を三向聴と言う。実戦では多くの場合、五向聴から三向聴程度の配牌をもらい、毎巡ごとのツモと打牌を通して三向聴から二向聴へ、二向聴から一向聴へ、一向聴からテンパイへと手を進めてゆく。


一向聴の例


このシャンテン数を考えながら打つということは麻雀上達には必須です。
麻雀において、シャンテン数(向聴数)を数えるというのは非常に基本的な作業です 。手牌を見て数秒でシャンテン数が分かるようでないと、とてもまとに麻雀を打つことは出来ません。麻雀が上手くなるためには、牌効率や期待値、相手との駆け引きといった事はもちろん重要なのですが、それ以前にシャンテン数を把握することが当然必要なのです。
シャンテン数計算アルゴリズム


というようにシャンテン数を考えずに打つようでは、まともな麻雀になりません。


健康マージャンの場合、このシャンテン数を知らない人が大半なので、まともな麻雀に行き着かないケースが多く見受けられます。
なのに完全先付け・ナシナシルールで教えてもらっているので、要は
・巧い人が初心者や素人をカモにするために麻雀を教えた
・シャンテン数を知らない人が麻雀を教えた

の2ケースがあり、聞き取りをしてみると過去に賭けマージャンで散々カモられた経験を持つ人が多かったことから、カモ量産体制にハマってしまった感があります。
麻雀のイメージが悪いのもこのあたりにあると思います。


東大阪市の場合は圧倒的に前者が多く、完全先付け・ナシナシルールで教えてもらっているのにシャンテン数は教えられていないケースということに当てはまります。




 ❏ シャンテン数を考える       

実戦講座をしていて、後ろから見ていると、どうしてその牌を切るんだろう?三向聴から四向聴になるのになぁ・・・と言うケースや。


二向聴から三向聴になるのに・・というケースが多く見受けられます。


後ろから指摘をしても、なんで自分が選んだ牌を捨てたらダメなのか理解できない、と言われますので、基本的なシャンテン数が身についていないのだと思います。


前回の通り、完全先付け・ナシナシルールの場合は先行リーチ者がかなり有利になる傾向があります。
これも教えてもらっている中でリーチにはスジや現物でオリよ、と言うカモ教えがあると思います。


とまぁ、健康マージャンを楽しむのなら、


・点差を考える
・シャンテン数を考える
・ペンチャン落とし


は必須なように思えます。


特に、全自動麻雀卓の点数表示ではなく、手積みなので点差は東1局から全員分幾ら動いたのか常に記憶しておかなければなりません。



 ❏ シャンテン数を考える       

麻雀が強くなりたい!という場合、シャンテン数を素早く考えることができるようにならなければ、いつまでたっても級位から抜けだせません。


逆を言えば、シャンテン数さえ身につければ初段に直ぐに昇段できます。


向聴数を数える


向聴数


あたりを読みつつ、素早いシャンテン数テクニック。


私の場合は、配牌時に何シャンテンか見分けるには、最初の4トンと次の4トンの合計8牌を持ってきた段階である程度の見切りを点けるようにしています。


そして親の場合は素早いリーハイ。
理牌を素早くすることもシャンテン数を考える上で大事です。


リーハイの仕方も、毎回同じだと上級者には直ぐに癖を見破られるので、毎回変えたりします。


その際、


112233と言う並びに必ずすること。
初心者の場合、123123と並べる人が多い、というか健康マージャンの受講者はこういうことをする人が多いのですが、これはしないように心がけます。


次に、19と字牌。


么九牌が何種あるか?九種九牌になるかならないか?を考え、仮に么九牌は7種ほどあり、6とか結構遠いシャンテン数の場合は、第一打から国士気味か混一色気味にオリることを考えます。


次の4トンを持ってきて、手に12牌来た段階でオリか行くかを判断。
点差もあるので、状況に応じます。


最後の1か2牌を持ってきて、最終判断をします。


という具合で、シャンテン数を学ぶ前に、配牌時の素早いリーハイと么九牌は何種あるか、だけでもチェックできるようになれば、かなりマシになります。


配牌時=勝負の7割とはこのあたり。
もちろん、好配牌でもツモがダメな時もありますし、悪配牌でもツモが良くて手が伸びる場合もあります。後者の方が楽しいです。


配牌時にすべきことは


・現在の局確認(東2局)
・ドラの確認
・8牌の段階で素早いリーハイ
・12牌で么九牌が何種あるかチェック
・最後の牌でシャンテン数を計算する


13牌きた段階で、シャンテン数が6以上であればオリ、国士、混一色オリ、など。


完全先付け・ナシナシルールの場合、役牌だけ注意すればいいので、国士オリや混一色オリは極めて有効。役牌を絞り殺しするだけで他家のあがりを抑制することができます。


5とか4シャンテンの場合、序盤6巡~中盤9巡くらいまで様子見。
手が伸びるようなら行きますし、シャンテン数が変わらないのであれば、オリです。


中盤でもタコつっぱりしていると、確実に他家に刺さります。
完全先付けナシナシルールならでは尚更です。


東大阪健康麻雀協会では、シャンテン数を教えるのに2コマくらい使おうと考えています。


具体的には、実戦で配牌が終わり、リーハイの速度を高めること。
配牌終了時に全員が手牌を見せて、何シャンテンか互いに考え合うこと。


この練習をすれば、必ずシャンテン数計算速度は早くなると思います。


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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
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事務所電話:05058489605
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