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 □ 遅れましたが、第四回講義です     

まちづくり未来塾の第四回目講義まとめです。

拍手[1回]


+ + + + + + + + + +

講義をされる松端克文先生

テーマは福祉コミュニティの創造に向けて。

 ・ 地域福祉が必要なのは、孤立への対応
 ・ 無縁社会
 ・ 家族ごと孤立死問題(高齢者だけではない)

 ・ 日本の家庭構成の変遷。サザエさんからクレヨンしんちゃん型家族スタイルへ

 ・ 東日本大震災の救助。自力30%、家族30%、地域30%でレスキューによって救助されたのは2%以下という事実

 ・ 社会構造の歪み。日本人思想に合わない欧米スタイル


 ・ 地域福祉とは、困っている人の問題に応えること。
 ・ 地域住民の主体性が必須であり、住民・市民・公民で言えば市民

 ・ くらしをまもる⇔つながりをつくる

 ・ 人と人がバラバラになる社会を人と人とを結びつける社会に
 ・ 地域を変えていく


 ・ 社会構造にも存在する、2:6:2問題。上位2ができる人。6が普通。下位2ができない。
 ・ 生活保護(ナマポ)についても、下位2の人をメディアが執拗に報道するので、6の人たちが遠慮してしまう雰囲気に。

 ・ 困っているのに困っていると言えない層

 ・ 常に違和感を察知することで、聞こえない声を聴く

 ・ 福祉ニーズも画一的な対応ではなく、マッチングによる対応を
 ・ 北欧では自治体責任でサービス化しているが、日本では不可能

 ・ 強い紐帯と弱い紐帯。強い紐帯は内向きに強く、外からはモロい。弱い紐帯の強さを活かした地域活動が今後鍵となる。
 ・ 地域サロン活動など。内輪完結ではなく、地域完結に至るように。


 ・ 住んでいるだけでもいい。地域人としての自覚を持ってもらう。住民・市民・公民とかではない、地域人。

 ・ 関与協働体へ。少しだけ関心のあることだけ関わる。
 ・ 地域がリアリティを持つために(地域人育成)

 ・ 地域レベルの活動を、公的責任に昇華させる(お上に地域から影響力を与える)
 ・ 地域政治力の向上がやはり不可欠である。


川口私見:住民・市民・公民とかではない、地域人という概念は眼からウロコでした。そこに住んでいるだけでもいい。少しだけ関わるだけでもいい。地域に居ることを自覚するだけでいい。なるほどと考えさせられました。






講義される岡本秀男、松下和史先生


 ・ 今里のまちづくりの実例
 ・ 地域防災を自治連合会で処理する
 ・ 夜間防災訓練(昼間に訓練するだけでは不十分)
 ・ 助け愛カード事業。徘徊対策
 ・ 今里あんしんネット事業。単なる見守りではなく、次のステージへ。

 ・ 地域活動協議会の設立。
 ・ すげがさ運動。在宅医療の仕組みの構築


川口私見:今里の実例をわかりやすく説明戴きました。在宅医療の仕組みについては、滋賀県の三方良しに限りなく近い(連携システムが今里は2元的)と思いました。
滋賀だけでなく、身近なところにも同様の取り組みを導入実践している地域があることについて、もっと見識を広めねばならないと考えさせられました。
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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016

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