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川中邸。
茅葺き屋根。雨漏りが発生しているが修繕費用は4000万円かかる。
講義は川中邸の座敷にて行われました。
講義される住山仁美先生
テーマは地域運営における女性の役割。
・ 軸足は家庭、余った時間をボランティアに。それが続けるコツ
・ 小規模地域福祉活動の活性化に関する調査研究
・ 強力な連合自治会長による、連合主体の活動
・ いきいきサロン「ひまわり会」の活動事例(毎月1回、年間延250人、女性のみ)
・ 喫茶クローバーの活動事例(毎月1回、年間延193人)
・ 夏祭り事例(自治会主催、2日間延小学生150人、一般350人)
・ 敬老大会事例(65歳以上人口1450人、350人参加)
・ ふれあいカーニバル(6自治会対抗、延600人)
・ 文化祭(延572人、合わせて防災訓練、自衛隊ジープ)
・ 新春のつどい(延270人)
・ 長瀬川ウォーキング
・ 地域環境美化活動(毎月1回、小学生メイン)
川口私見:主に長瀬東の取り組みの紹介がメインでしたが、年間延参加数がとても多く、これまでの改革の過程にありながら、今後も増加していく勢いを感じさせて下さいました。
これだけの年間行事を決定し、実行運営していくのは極めて難しいとおもいます。
東大阪市内全域が模範として導入していくべき事例も多くありますので、今後に活かしていきたいです。
講義される中里見順子先生
・ 石切東校区の取り組み
・ 坂の多いエリア。自治会活動浸透に15年費やした
・ 「健康」を主眼に置いた女性部会の活動
・ 骨密度検査実施(自治会館にて)
・ 認知症サポーター養成講座(小学生にも体験してもらい、認知症を知ってもらう)
・ 献血活動(献血は自身が健康でないとできない。健康促進のための献血活動)
・ ターミナルケア(終末医療)
・ 乳がん検診(東大阪市の800円受診制度を活用)
※東大阪市のがん検診の取り組み紹介
胃がん検診 40歳以上 500円(年1回) 問診、胃部X線直接撮影
大腸がん検診 40歳以上 800円(年1回) 問診、便潜血検査二日法
子宮がん検診 20歳以上(隔年) 頸がん800円(2年に1回)※体がんを含むとプラス500円 問診、視診、細胞診、内診
乳がん(マンモグラフィ) 検診 40歳以上(隔年) 800円(2年に1回) 問診、視診、触診、乳房X線
肺がん検診 40歳以上 無料(年1回) 問診、胸部X線撮影(必要時喀痰検査) 保健センター行事日程
特定健康診査 40歳以上の生活保護受給者、医療保険未加入者 無料(年1回) 問診、身体計測、診察、検尿、血圧測定、血液検査(脂質、血糖、肝機能、腎機能など)その他必要な方には、心電図、眼底、貧血検査が実施されます。
・ 脳トレに積極的に取り組む
・ 看護予防教室の実施(介護現場にも)
川口私見:東大阪市のがん検診等の数百円で受けることのできる制度を有効的に活用されておられる。野田市長とも話したが、こういった制度はもっと積極的に活用できるように地域が取り組まなければならないと考える。
特に東部エリアは坂が多く、検診になかなか行きづらい背景があるため、地域公民館等にて検診を受けることができるのは地域自治会の努力に拠るところが大きく、行政も推奨事例として他392自治会に積極的にアナウンスするべきであると考える。
因みに東大阪市では予防接種も積極的であり、一つの世代間を結びつける素材となるだろう。
講義される永見恵子先生
・ 花園北校区の取り組み
・ 連合女性部長としての活動事例
・ 各種行事への積極的なサポート
・ DIG訓練による危険箇所の定期点検と把握
・ 決してムリをせず、助けあって。自由参加としてのお手伝い。強制でなく、苦になるボランティアでもなく。
・ 障がい者も参加する共生型サロン
・ 校区福祉委員会の活動事例
・ 助成金による、「命のカプセル」(助成金30万)
川口私見:命のカプセル事業については、東大阪市全域導入するべき事案であると感じた。議会にて予算を獲得し、全世帯65歳以上に配布して、消防に周知徹底することが救急救命の迅速化につながるものになると思う。もちろん、現状では不可能なので、別の手段にて全世帯導入を目指したい。これは私の政策にも取り入れるべき事例だと思う。
三木市が市内全域導入を実現している。
制限が花園北と違い、
(1) 災害時要援護者名簿登録制度において登録を受けている者(以下「災害時要援護者」という。)
(2) その他命のカプセルの利用を希望する者で、市長が適当と認めたもの
とあるので、限定的である。
そういう観点から、65歳以上全戸配布の花園北の取り組みは先進的と思う。
導入に関する手法について、見に行きたい。
講義後、川中邸の屋敷林を視察
竹林のようす。竹林整備を思い出す!
鳩まめ倶楽部の記事のとおり、現在は美杜里の会という有志ボランティアによる整備が行われている。しかし、ジリ貧な様子は竹林の間隔を見てもわかってしまう。市民をもっと呼び込めるような取り組みが必要だ。
その後、川中さんから中甚兵衛や川中邸の歴史について。
失われていった緑。
自然、に対する畏敬の念。
日本が目まぐるしく変わっていった1965年以降に訪れた変化など。
大和川つけかえの扇子図
川口私見:私も生駒山の里山保全のためにチェーンソー片手に切りまくっているが、並大抵のことではない。資金も必要だし、人手も必要。だから、美杜里の会さんの取り組みの大変さは本当に共感できます。なので今度チェーンソーとブロワー装備で突貫したいと思います(笑)
良いか悪いか、便利なった代償だとは思うのですが、緑(人工的でない自然の)に触れる機会が本当に少なくなったなーと思います。往生院に住んでいると、自然がアタリマエですが、今米の住宅密集地にぽつんと取り残されたかのように存在している川中邸は、砂漠のオアシスのように感じます。
それらの維持保全を個人で行なっているとのことで、行政からの補助金も雀の涙。
ではどうするべきなのか?行政はアテにならない。されど、自然を歴史を風土を理解してもらえる市民にアピールし続けることしかできないのだろうか?
後援会組織を形成し、資金調達をする。
風土理解を広めて義援金を募る。
他力本願的な案は現実的ではないと思いますので、自力本願的な案を構築したいと考えます。
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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
HP:
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016
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