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 □ 午前の竹林整備     

本日は午前中:竹林整備・昼:嫁入り駕籠調査・午後:竹林整備のハードスケジュールでした。


午前の竹林整備では、土砂崩れによって急斜面となってしまった荒竹林を人がかがまずに通れるように整備。
放置されていた竹林だったため、荒れ放題でして、枯れた竹に幾十にも竹が折り重なり、中腰じゃないと通れない有様。


先日導入配備された、ブラックアンドデッカー社のチェーンソーを早速使いまして、斜面の竹の根本を次々に伐竹。
竹ノコギリでギコギコと細かい竹を伐竹。
シダも伐採して、次々に処理していくのですが暑い!


竹林整備マニュアルにも、「夏場の整備よりは10~11月に整備するといいです」とありましたが、夏場の竹林整備は


 ・ 暑い
 ・ 虫(ブヨやメマトイや蚊など)
 ・ マムシやムカデ
 ・ とにかく暑い


と、過酷を極める作業でして、実際に午後からの竹林整備作業で見事に脱水症状になりました。





 □ 昼の嫁入り駕籠調査     


竹の骨組みは初めて



漆塗りか?



竹のしつらい



棹を通す部分も竹


なんとも、竹林整備をしている時に、竹で作られた嫁入り駕籠を調査させて戴けるのは縁を感じます。
竹林整備しながら、「昔は竹を使ったモノが多かったから、こんな荒れ放題になることは無かったのだろう」と呟いてましたが、まさに嫁入り駕籠にも竹は使われていたことが判明。


1本の竹を見事に加工し、骨組み&棹を通す部分までしっかりと作り上げられておりました。
嫁入り駕籠というよりは、宝恵駕籠の印象が強かったですね。
今まで調査させていただいてきた嫁入り駕籠のどれとも違いましたし。
宿場駕籠みたいかな?とか色々と。
ただ、竹のしつらいの嫁入り駕籠は結構あるらしく、まだまだ嫁入り駕籠マスターには程遠いことを実感しましたね(笑)





 □ 午後の竹林整備     

午後から再びチェーンソーを片手に竹林整備。
午前中に作った通り道を拡張し、傾斜によって重なった竹を整理するため、少し上に登って傾斜地で作業。


ふんばりがきかないので、腕のチカラのみでの作業となり、さらには雨の予報を裏切って太陽が差し込み、さらには鬱蒼としていたのが整理されて余計に陽が差し込み、とさらに暑い


ただ、七夕飾りの笹竹を作成することではなく、本来の竹林整備なので、枝払い等を考慮する必要がなくなったのは楽でした。
今、一番欲しいものは?と問われると、粉砕マシンドラコンKDC-131B!!と声を大にして言いたい。むしろ買いたい。








しっかし、傾斜地の竹林って、こんなにも作業がし辛いものか!と。


 ・ 普通の雑木林
   ↓
 ・ どこからともなく竹、参上!
   ↓
 ・ いつしか竹がメインの竹林に
   ↓
 ・ 荒れ放題になり、地盤が緩む
   ↓
 ・ 土砂崩れ
   ↓
 ・ 斜めに生える竹
   ↓
 ・ 上に上に折り重なって枯れた竹と新しい竹が層を作る
   ↓
 ・ 最終的に不毛の荒地に


というパターンですね。
困るのが、枯れた竹が折り重なっている層は乾燥すると良い火種になるということ。
これを考慮せずに放置しておくと、大規模火災が発生した時に手のつけようがなくなります。


全国的に問題化していっている、荒竹林問題。
竹林整備は今や、里山保全の為と、山まで住宅地が広がっていることによる、市民のいのちの安全確保にもつながるのだと、作業中に脱水症状の朦朧とした思考で実感しました。

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川口やすひろ
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