明日から師走と云うのに暖かすぎますね。
せっかくの干し柿も巧く出来ない気候です。寒がりの私には丁度いいのですが。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。


マッセOSAKAの研究紀要第14号の「地方議会のこれから」と云うテーマについて論考を重ねております。
HPでもPDFで読めますので、地方議会関係者には是非ご一読戴きたいものです。
基本的に地方議会とは、監督機関みたいなもので、市長が行う市政方針（マニフェスト）の実施状況や市の職員の業務を見て議会指摘をするのが法令上の仕事です。


しかし、地方議会は形骸化しておりまともに議決すらしておりません。
東大阪市においても議会は機能しておらず（と言うよりも機能出来ない市役所の体質に問題がある）年間9億円の議会運営費は毎年無駄金と消えて行っている状態です。
特に議会基本条例制定には私も選挙期間の当初は論じておりました。
残念ながら理解を戴くことは出来ませんでしたが、東大阪市議会の現状をありのままに住民の皆様にお伝えすることで、住民参加を促進し、必要な予算を必要なだけ慎重に審議した上で配分するという本来の議会の機能が果たされるのだと確信しております。


関西大学の公務員会で話を求めた所、どの同輩も「地方議会は存在自体が邪魔であり無意味である」と云う回答が返って来ました。
地方議会議員さんに訊けば「市役所との協力体制が得られず、結果健全な議会運営の妨げとなっており、議会が仕事していないと言う意見には甚だ心外である」と云う回答が返って来ました。
こういった地方議会の在り方を受けて、投票行動に反映を戴くには、かなりの時間を要する事になりそうですが、一つ一つの積み重ねでやって行きたいと考えております。

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