今日は私も卒園しました地元の社会福祉法人正行福祉会 さくらい保育園さんのきりん組(年長さん)がご来山。
2日続けてですが、色々な違いを感じさせられました。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。
先ずは整列
整列ひとつ見ても、ピシっとしています。
何よりも、ポケットに手を入れる子が少ないこと。どうしても山の上ですし寒いですし、ポケットに手を入れてしまうものですが、それがありません。偉い!見習わないといけません。
私も「海軍式」にのっとってポケットに手を入れることはしないように心がけていますが、園児たちを見習ってそのことを再確認させて戴きました。
石臼の実演
予習(?)してきているのか、石臼から出てくるものは?の問いに「きなこ」と即答ですね。
ですが、その原料を訊くとなかなか出てこない。
「豆」と出てくるのですが、「大豆」と出て来ません。
実際に実演をしてもらうと、興味深く見てくれました。
既製品の袋に入っているきなこは観たことがあっても、大豆から擦りおろすきなこは初めて。
ものを作るということは如何に労力が掛かっているのかと言うことを少しだけでも学んで貰えれば幸いです。
以前、小学校3年生が社会見学に来ていた時、同じように実演して「では、この石臼を人力で回す以外の方法は?」と訊いたことがあります。
「電気!」「スイッチ」「コンセント!」と云う回答が連発・・。
正解は、ベルトを巻いて原動機を使う、なのですがモノ作りの街東大阪市ではどの工場でも観れる光景ですね。
こういった想像力、発想力がもっと欲しいと想った一面でした。
紙芝居
四季を描いた紙芝居のコーナー。ここで昨日の玉串保育園さんではオッ!と想う回答を連発してくれた赤い服の子が居ましたが、さくらいさんはオッ!と想う回答は連発無し。
うーん、残念。後輩たちよ、もっと本を読むのだ!そして語彙力を高めるのだ!とOBながら端っこで唸っておりました(笑)
5歳児とは云え、本を効果的に読んでいる子とそうでない子との差はハッキリ出てきます。
語彙力にハッキリ現れるからです。
例えば紙芝居で
と云った絵が出てきます。
まず、「木!」と多くの子が回答しますね。
次に、「森!」と来て、「森の中の木!」となってきます。
そこで和尚さんが「じゃあどういうふうに観ているのかな?」と訊きます。
ここからが語彙力のある子とそうでない子との違いが出てくるんです。
多くの子はさっきの回答を連呼。そして、違うのかな?と感じた子から静かになっていって観察し始めます。
観察して、その結果を言語化する時に、語彙力が求められるのです。
大抵は、この静かになって観察が始まったタイミングで最初から観察を続けていた子が「空を見上げている」と回答してきます。この回答をした子が「おっ!」と想う子です。
観察をしてその結果を言語化する。この一連のことが出来るかどうかも傍観している楽しみです。
カルタ取り
東大阪かるたを使ったカルタ取り。
多くを獲ることが目的ではありません。今度は協調性が見れます。
ゲーム開始前に「最初の1枚を取りましょう」と云います。
集中力を高めて、聞いて、かるたを取る。その際に我が我がではなく、楽しんで取り組める配慮と協調性が見れます。
素早く、集中力のある子はたくさんのかるたを取ります。
しかしこのゲームの骨子は、「自分の前のかるたの位置を記憶し、それを取ることに集中する」ところにあります。
膝先にあるお目当てのかるたを見落としてしまい、取られてしまうということの無いように・・・ですがどうしてもお手つきを連発してしまったり、膝先のを取られてしまったりとありますね。
普段の園内の様子や、お家での様子がわずか数十分で本当によく解ってしまいます(笑)
■ 気付いたこと
ピシッとしている子が多いように思えました。普段ピシッと躾けられていると感じました。
が、オッ!と想う子は居ませんでしたね。これは年度にも拠るのでしょうが。
観察力・集中力・語彙力・発言力・・・いろんな面で平均的な印象を持ちました。
そのどれかでもいいから、突出して欲しいと想いますね。
今の保育園の現状についても少しお話出来ました。
市議会議員がいかに「見て見ぬふりをしている」かが伺えます。これは選挙前にも保育園の視察の中で各園の持つ問題点の共通項を調査していた際にも感じましたが、「予算が多く下りている保育園とそうでない保育園の格差がエゲつない」んです。
もっとちゃんと審議会で審議せよ!と。
どうしてそんなにも格差が出るのか。結局背景には市議会議員がくっついてたり府議会議員がくっついとる訳です。実に情けない話です。
こういった情けない現状で保育園運営を考えていくと、子供のための社会福祉では無く、特定の誰かの為の社会福祉になっており、これでいいのか?と強く感じます。
審議会の審議委員の面子を見ても、社会福祉協議会の面子を見ても、ため息が出てしまいます。
子育て支援センターについても、相談件数を水増しするための報告書要求をやめろ、と。
報告書作成に保母さんは時間割かれており、その作成の間にも相談は受けれるんだと。
相談件数増えて得をする人の為に、末端の保母さんの負担を増やすなと。
しかしこういった声も、現状のシステムでは黙殺されてしまいます。
この声なき声を、私は市政反映させなければ、まともな保母さんや保育園はなくなってしまうと想います。
2日続けてですが、色々な違いを感じさせられました。
どうも皆さんこんばんわ。川口やすひろです。
先ずは整列
整列ひとつ見ても、ピシっとしています。
何よりも、ポケットに手を入れる子が少ないこと。どうしても山の上ですし寒いですし、ポケットに手を入れてしまうものですが、それがありません。偉い!見習わないといけません。
私も「海軍式」にのっとってポケットに手を入れることはしないように心がけていますが、園児たちを見習ってそのことを再確認させて戴きました。
石臼の実演
予習(?)してきているのか、石臼から出てくるものは?の問いに「きなこ」と即答ですね。
ですが、その原料を訊くとなかなか出てこない。
「豆」と出てくるのですが、「大豆」と出て来ません。
実際に実演をしてもらうと、興味深く見てくれました。
既製品の袋に入っているきなこは観たことがあっても、大豆から擦りおろすきなこは初めて。
ものを作るということは如何に労力が掛かっているのかと言うことを少しだけでも学んで貰えれば幸いです。
以前、小学校3年生が社会見学に来ていた時、同じように実演して「では、この石臼を人力で回す以外の方法は?」と訊いたことがあります。
「電気!」「スイッチ」「コンセント!」と云う回答が連発・・。
正解は、ベルトを巻いて原動機を使う、なのですがモノ作りの街東大阪市ではどの工場でも観れる光景ですね。
こういった想像力、発想力がもっと欲しいと想った一面でした。
紙芝居
四季を描いた紙芝居のコーナー。ここで昨日の玉串保育園さんではオッ!と想う回答を連発してくれた赤い服の子が居ましたが、さくらいさんはオッ!と想う回答は連発無し。
うーん、残念。後輩たちよ、もっと本を読むのだ!そして語彙力を高めるのだ!とOBながら端っこで唸っておりました(笑)
5歳児とは云え、本を効果的に読んでいる子とそうでない子との差はハッキリ出てきます。
語彙力にハッキリ現れるからです。
例えば紙芝居で
と云った絵が出てきます。
まず、「木!」と多くの子が回答しますね。
次に、「森!」と来て、「森の中の木!」となってきます。
そこで和尚さんが「じゃあどういうふうに観ているのかな?」と訊きます。
ここからが語彙力のある子とそうでない子との違いが出てくるんです。
多くの子はさっきの回答を連呼。そして、違うのかな?と感じた子から静かになっていって観察し始めます。
観察して、その結果を言語化する時に、語彙力が求められるのです。
大抵は、この静かになって観察が始まったタイミングで最初から観察を続けていた子が「空を見上げている」と回答してきます。この回答をした子が「おっ!」と想う子です。
観察をしてその結果を言語化する。この一連のことが出来るかどうかも傍観している楽しみです。
カルタ取り
東大阪かるたを使ったカルタ取り。
多くを獲ることが目的ではありません。今度は協調性が見れます。
ゲーム開始前に「最初の1枚を取りましょう」と云います。
集中力を高めて、聞いて、かるたを取る。その際に我が我がではなく、楽しんで取り組める配慮と協調性が見れます。
素早く、集中力のある子はたくさんのかるたを取ります。
しかしこのゲームの骨子は、「自分の前のかるたの位置を記憶し、それを取ることに集中する」ところにあります。
膝先にあるお目当てのかるたを見落としてしまい、取られてしまうということの無いように・・・ですがどうしてもお手つきを連発してしまったり、膝先のを取られてしまったりとありますね。
普段の園内の様子や、お家での様子がわずか数十分で本当によく解ってしまいます(笑)
■ 気付いたこと
ピシッとしている子が多いように思えました。普段ピシッと躾けられていると感じました。
が、オッ!と想う子は居ませんでしたね。これは年度にも拠るのでしょうが。
観察力・集中力・語彙力・発言力・・・いろんな面で平均的な印象を持ちました。
そのどれかでもいいから、突出して欲しいと想いますね。
今の保育園の現状についても少しお話出来ました。
市議会議員がいかに「見て見ぬふりをしている」かが伺えます。これは選挙前にも保育園の視察の中で各園の持つ問題点の共通項を調査していた際にも感じましたが、「予算が多く下りている保育園とそうでない保育園の格差がエゲつない」んです。
もっとちゃんと審議会で審議せよ!と。
どうしてそんなにも格差が出るのか。結局背景には市議会議員がくっついてたり府議会議員がくっついとる訳です。実に情けない話です。
こういった情けない現状で保育園運営を考えていくと、子供のための社会福祉では無く、特定の誰かの為の社会福祉になっており、これでいいのか?と強く感じます。
審議会の審議委員の面子を見ても、社会福祉協議会の面子を見ても、ため息が出てしまいます。
子育て支援センターについても、相談件数を水増しするための報告書要求をやめろ、と。
報告書作成に保母さんは時間割かれており、その作成の間にも相談は受けれるんだと。
相談件数増えて得をする人の為に、末端の保母さんの負担を増やすなと。
しかしこういった声も、現状のシステムでは黙殺されてしまいます。
この声なき声を、私は市政反映させなければ、まともな保母さんや保育園はなくなってしまうと想います。
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プロフィール
名前:
川口やすひろ
年齢:
40
HP:
性別:
男性
誕生日:
1983/05/21
自己紹介:
【連絡先】
事務所電話:05058489605
事務所FAX:02046679016
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