❏　平成25年8月19日毎日新聞夕刊　　　　　



LINEいじめ深刻


明らかに今の学生の環境は変わりました。

[4回]

特にスマートフォンによる劇的なコミュニケーションツールの進化は、LINE殺人事件を生み出し、今もなおLINEいじめが発生しております。しかもかなり深刻なレベルで。


私は、小学校くらいから「ネットリテラシー教育」を進めるべきであると訴えております。


リテラシーとは読み書きする能力のことを指します。
転じて、ネットリテラシーとはインターネット上での最低限のマナーやルール、使用上の注意をよく読んで適切にインターネットをお使いくださいということを指します。


学校裏サイト問題を含む、インターネット上の問題は次々に発生しておりますが、今の制度を作る側は知識が薄く、対応が後手に回っております。特に教育委員会。
スマートフォン教室の関連で、小学校や中学校でネットリテラシーに関する講習、教室を行いたいと打診するも、コンマ0.002秒で却下されます。致しかた無いとは思いますが、パソコン教室の資格持ちの講師の先生でも同じです。


ネットリテラシー教育は、Twitterで冷蔵庫に入って問題になる「バカッターがまたやらかした問題」などの初歩的なところから、インターネット世界に関する成り立ち、適切に使うための指導などが必要です。
親サイドについても、ネットリテラシー教育が必要です。
自宅のパソコンを子どもが使う際の問題点、子どもにスマートフォンを使い与えることのリスクについてなどなど。


どんなに便利なものでも、適切に使わないととんでもない目に合う、というのは原子力発電所でタップリと味わったはず。
インターネットもしかりかと思います。



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