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 ❏ 期限切れXP、自治体54%に20万台     
 国内のパソコンの3分の1に搭載されている米マイクロソフト社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート期間が来年4月に終了するが、その後も全国の半数以上の966自治体が20万台以上を使い続けることが読売新聞の調査でわかった。

 サポート終了後はウイルス感染の危険が高まるなどサイバー攻撃に無防備になるが、「危険とは思わなかった」とする自治体もあり、専門家は「セキュリティー意識が甘すぎる」と危惧している。

 アンケート調査は、47都道府県、20政令市、1722市区町村の全1789自治体を対象に実施。全自治体の保有パソコン計約176万台の更新状況を尋ねた。

 その結果、来年4月までに「ビスタ」「7」「8」などの後継OSへの更新が完了しないのは17府県、10政令市、939市区町村で、全自治体の54%に上った。香川県や東京都港区など203自治体では保有台数の半分以上が更新されない。更新が完了しないパソコンは全自治体の保有台数の11%にあたる20万台以上、更新に必要な予算は150億円以上と試算される。

2013年10月6日08時48分 読売新聞


いよいよ現実の問題になってきましたね。



拍手[3回]


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 ❏ XP期限切れ、自治体「攻撃めったにない」     
 米マイクロソフト社の基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポートが来年4月で切れる「2014年問題」。

 サポート切れのXPを使い続けることは「ヘルメットなしでバイクに乗る」と例えられるほど、サイバー攻撃の危険は高まるが、自治体の更新作業は遅れている。専門家は「住民情報を扱う自治体は、セキュリティー対策を講じる責任がある」と指摘している。

 ◆「たぶん大丈夫」

 三重県四日市市の公用パソコンは約4000台。このうち、XPの後継ソフト「7」はわずか0・5%の20台。残りはXPのままだ。

 更新のための予算約6億円は来年度予算で確保できる見込みだが、導入が始まるのは来年8月から。戸籍や住民票を扱う業務システムがXP専用で、システム交換が終わらないためだ。5か月近く、危険な状態が続くが、IT推進課職員は「サイバー攻撃はめったにあるものじゃないし、別に不安はない」とあっけらかんと話す。

 知識不足から移行が遅れるケースもある。「本当にサポートが終わってしまうなんて、今年4月まで知らなかった」と嘆くのは、町の公用パソコンの8割にあたる235台がXPのままとなる熊本県芦北町の担当者だ。「もっと早く知っていれば、移行できた」とマイクロソフト社の周知不足を恨むが、実際には07年1月にはサポート終了が予告されていた。

2013年10月6日12時02分 読売新聞


とまぁ、楽観論もぼちぼち出始めていますが、WindowsXPのサポート切れまであと半年を切ってきております。


私のオープンソース化政策は見事に玉砕してしまいましたが、果たして2014年までにシステム入れ替えが間に合わない自治体はどうするのでしょうか。


対応策としては、WindowsXPのパソコンはインターネットに一切接続しないという方法が一番現実的だと思います。


WindowsXPを更新しないとどういうことになるかと言いますと、

2013年7月10日、マイクロソフト社から【緊急】6件を含むセキュリティ更新プログラム7件が公開されました。

これらの脆弱(ぜいじゃく)性が悪用された場合、結果として遠隔の第三者にパソコンが乗っ取られるなどの可能性があります。

パソコンのセキュリティ状態を最新に保つために、対象の製品をご利用の方は、以下を参照の上、ソフトウェアのアップデート(更新プログラムのインストール)を行ってください。

【重要なお知らせ】
『Windows XP』は、来年4月9日、製品のサポート期間が終了します。
詳細は、こちらをご確認ください。


ソース


というように、セキュリティの脆弱性をカバーできなくなって、遠隔操作ウイルスを仕込まれたりする可能性が高くなりますということでしょう。


ですので、WindowsXPのパソコンはインターネットに接続させず、ローカルネットワーク内のみでの使用にしておけばなんとかなるかと思います。


自治体専用ソフトウェアもWindowsXPまでしか対応していないものが多く、Windows7や8に変えようとしたら一個5000万円~1億円とかの開発費がかかるそうなので(Accessプログラムでもそれくらいとられるみたい)、専用ソフトウェアを使うパソコンはインターネット接続しないようにしておくことが大事ですね。


困るのは住基ネット情報とかのセンシティブ情報(機微情報)を扱うパソコン。
これらはインターネット接続していないと使い物にならないので、Windows7とかに替えなければならないでしょう。


現実的な問題になってからでないと、有効性が出ないというのは、予防とかの概念がまだまだなんだろうなぁとか思うところです。負け惜しみが半分入ってます(苦笑)
ドリフターズという漫画にあった、「城が燃えて最後の最期に腹を切る直前まで」というフレーズがフッと頭をよぎります。


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