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 ❏ 相談事例研究結果        

以前掲載記事より:視察内容報告



Q:横小路町5-3-24付近から池島町4-12-3への通りぬけ道路の制限速度を知りたい

A:最高速度制限表示・標識が無いため、自動車は60km/h・原付は30km/h


一般道路における法定最高速度
80km/h(緊急自動車)
60km/h(自動車、自動二輪車)
30km/h(原動機付自転車)


170号線(外環状線)の最高速度制限は50km/hなのに、一般道路の方が最高速度制限が60km/hはおかしいのではないか?から。


道路交通法や関連法には「生活道路」という名称が無いので難儀したが、 警察庁交通局 (平成25年11月11日). 交通事故抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する懇談会において、生活道路については原則30km/hに設定する方針が定めされている。(あくまでも方針)


そこで、確認をしたところ、ゾーン30の取り組みを紹介された。



 ❏ ゾーン30       



「ゾーン30」の概要 - 警察庁より、

「ゾーン30」とは

生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を定めて時速30キロの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制等を図る生活道路対策です。

Q1 「ゾーン30」の速度規制は、一般的な速度規制とどのように違うのですか?
A1 速度規制は個々の道路(路線)ごとに実施するのが一般的ですが、「ゾーン30」では、区域を定めて速度規制を実施することで、対象区域内の道路に30キロの速度規制が適用されることとなります

Q3 「ゾーン30」を整備する区域はどのようにして決められるのですか?
A3 交通量や交通事故の発生状況等をもとに、警察が道路管理者や地域の皆さんと協議・調整して決定する場合や、地域の皆さんからの御要望を踏まえて整備の必要性等を検討して決定する場合などが考えられます。
なお、「ゾーン30」は、幹線道路等に囲まれている、生活道路が集まった市街地の区域に整備します。

Q4 「ゾーン30」の整備と通学路の安全対策はどのような関係にありますか?
A4 生活道路が集まった区域に通学路が含まれている場合には、「ゾーン30」を整備することは通学路の安全対策上も有効であると考えられます。


上記施策を踏まえて、該当エリア全域をゾーン30に指定すれば、最高速度制限は60km/hの法定最高速度から、30km/hにすることができる。





例えば上図のように、通学時間帯制限道路が密集している池島全域をゾーン30として指定するなどは、

Q3 「ゾーン30」を整備する区域はどのようにして決められるのですか?
A3 交通量や交通事故の発生状況等をもとに、警察が道路管理者や地域の皆さんと協議・調整して決定する場合や、地域の皆さんからの御要望を踏まえて整備の必要性等を検討して決定する場合などが考えられます。
なお、「ゾーン30」は、幹線道路等に囲まれている、生活道路が集まった市街地の区域に整備します。

Q4 「ゾーン30」の整備と通学路の安全対策はどのような関係にありますか?
A4 生活道路が集まった区域に通学路が含まれている場合には、「ゾーン30」を整備することは通学路の安全対策上も有効であると考えられます。


にも該当するため、実現することができると考える。


生活道路におけるゾーン対策推進調査研究 報告書 - 警察庁


ゾーン30の推進について - 警察庁




 ❏ 他市のゾーン30導入事例研究     




生駒市内ゾーン30整備区域

アンケート結果(抜粋)
■交通調査(調査日時:平成 25 年8月 22 日(木)/平成 26 年8月 21 日(木) 7:00~19:00)

1 自動車平均速度(調査場所:市道谷田小明線 桜ヶ丘 1504 付近:上図●)
◆西向き(生駒駅方面へ) 前年比 1.53km/h 減少 △5.32%
東向き(生駒駅から ) 前年比 1.27km/h 減少 △4.22%
◆30km/h 超台数 前年比 688台 → 601台 87台減少 △12.6%
2 交通量(調査場所:市道谷田小明線 谷田町1277付近:上図★)
◆自動車 前年比 355台減少 △13.1%
◆歩行者 前年比 11人増加 1.2%
■アンケート調査
※調査実施日及び方法:平成 26 年 11 月 10 日~30 日 送付・回収方法:郵便
※調査対象:①区域内住民(700 件/総世帯数1,396 無作為抽出)
②桜ヶ丘幼稚園長・小学校長及び PTA 役員(17件) 計717件
※回収状況:回答数 349件 回答率 48.7%

◆ゾーン 30 の認知度 83.7%が知っている
◆歩きやすさ 26.6%が以前よりも歩きやすくなったと実感
◆自動車速度 28.6%が以前よりも遅くなったと実感
◆区域内での自動車運転の心境の変化 64.2%に変化あり

【自動車運転の心境の変化】(141件)
・30km/h超えないように意識する ・カラー舗装で道幅が狭く感じる ・スピードを落としている
・路面表示が注意を引く ・表示を見るたび、意識が呼び起こされる
【ゾーン30への意見】(117件)
<効果についての意見>
・大きく表示があるので効果がある ・子どももこのマークがあると車に気をつける
・車のマナーに敏感になった
<課題についての意見>
・交通監視を積極的に ・住民への周知が浸透していない ・地域をこえてアピールが必要
・区域外の人のマナーが悪い







三重県津市高茶屋地区ゾーン30での取り組み

 道路管理者(津市)による区域入口(主要箇所)に「ゾーン30」の路面標示と三重県警察による規制標識の設置を実施し、ゾーン30の明確化を図るとともに、路側帯をカラー舗装化し、通学児童などの安全な通行を確保します。




東大阪市には現在ゾーン30に指定されている地域は無い。


今後、地域分権やまちづくり意見交換会等を通じて、ゾーン30の取り組みを住民協議からボトムアップ型で策定していき、提出できるような体制を整えることが肝要である。



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川口やすひろ
年齢:
40
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誕生日:
1983/05/21
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