□　全議案専決処分　　　　　

東大阪市議会は最終日の２９日深夜、３１日で解散する市の外郭団体の雇用問題などを巡り審議が紛糾し、２０１３年度当初予算案を含む全３７議案について審議未了のまま、閉会した。これを受け、野田義和市長は３０日、「市の情勢は暫定予算が許される状況ではない」とし、全議案の専決処分を表明。新年度予算案が３月中に成立しないという事態は避けられたが、市と議会の溝は深まる形となった。

　専決処分について、野田市長は記者会見で、「５常任委員会のうち、三つでは採決を残すのみとなっており、（採決に向けた）質疑は相当行われた。議会を無視したわけではない」としたが、藤木光裕議長は「議会側の思いがくまれず、極めて残念。審議未了は全会一致で了承されており、互いの信頼関係が損なわれかねない状況だ」とコメントした。

＜解説＞不信深い対立　市民不在の議会

　東大阪市では、これまでも市と市議会が互いの不信感から、議会を停滞させることは珍しくなかった。「全議案専決処分」という前代未聞の結果は、長年、双方が歩み寄る努力を怠り、放置してきた結果だ。

　対立の背景には、議会側は、市議４２人が１２会派に分かれ意見がまとめにくいことや、市側も、幹部間で意思統一の不徹底が目立つことなどが挙げられる。

　議案が素通りせず、侃々諤々(かんかんがくがく)の意見があるのは、一見活発な議会運営に見える。しかし、今回の委員会審議でも、インターネット中継されているのが情けなくなるような感情的な言葉が、一部議員から市の幹部にぶつけられ、ここ数年の対立に拍車がかかった。

　少なくとも市民に関係の深い一部議案から採決を取ることもできたはずだ。議案とは関係のない別の質疑でこじれ、新年度予算が置き去りになるような「市民不在」の議会はあってはならない。

ソース

[2回]

3月議会は前代未聞の展開となりました。悪い方での意味です。

東大阪市では、これまでも市と市議会が互いの不信感から、議会を停滞させることは珍しくなかった。「全議案専決処分」という前代未聞の結果は、長年、双方が歩み寄る努力を怠り、放置してきた結果だ。

議会停滞は日常茶飯事となってしまってまして、それを何とかしたい何とかしたいと前回の市議会議員選挙でも訴えさせて戴きましたが、とうとう前代未聞の議会になってしまったことについて、落選者として痛恨なる無念さを実感しております。
同時に、落選してしまったことに対する、市民への皆様への申し訳なさでいっぱいです。

　対立の背景には、議会側は、市議４２人が１２会派に分かれ意見がまとめにくいことや、市側も、幹部間で意思統一の不徹底が目立つことなどが挙げられる。

　議案が素通りせず、侃々諤々(かんかんがくがく)の意見があるのは、一見活発な議会運営に見える。しかし、今回の委員会審議でも、インターネット中継されているのが情けなくなるような感情的な言葉が、一部議員から市の幹部にぶつけられ、ここ数年の対立に拍車がかかった。

本議会においても、委員会・本会議のインターネット中継録画があります。
その事実を確認いただいた上で、各議員の市政報告会にご参加戴きたいと思います。
何が事実で、何が欺瞞なのか。市民の皆様お一人お一人がしっかりとご覧頂きたいと思います。

　少なくとも市民に関係の深い一部議案から採決を取ることもできたはずだ。議案とは関係のない別の質疑でこじれ、新年度予算が置き去りになるような「市民不在」の議会はあってはならない。

内情についても情報が入ってきております。
事実確認が出来ていないので、どうのとここでは記載できませんが、眼を覆いたくなる情報も入ってきております。
3月29日にライオンズクラブの献血で東大阪市役所に丸一日居ておりましたが、環境委員会を館内放送で頻繁に招集していたこと・各議員が1階にて見受けられたことなんかからも、色々と。



12ヶ月予算についての審議など色々と。
しかし、最も申し上げたいのは小学校の耐震化など、国からの補助金が滞ることは、市民にとって大きなマイナスであります。



野田市長の決断を支持させて戴きたいと思っておりますし、実態については当ブログにて詳しく報告させて戴きたいと思います。



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