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 □ シンプルライフのススメ     




去年にシンプルライフミニマムライフロハス断捨離などなどを心がけてから1年が経過しまして、そろそろ人並みにシンプルライフとはなんぞや?を語れるようになったんじゃないかなと思ってます。

拍手[8回]


+ + + + + + + + + +
私なりのシンプルライフ観とは「死蔵品が無い」ということだと観ています。
極限までモノを持たない状態よりは、今あるモノをすべて使い切っている状態が望ましいという解釈です。
つまり、中崎タツヤ氏のように極限までモノを持たないのではなく、禅的なカタチのモノとのお付き合いを考えるという意味です。


モノに執着するのは、モノを持ちすぎてこだわり過ぎている執着と、もう一つはモノを持たないように持たないようにという持たない方面への執着もあると観ています。
なので、持ちすぎてもダメ、持たなさ過ぎてもダメ、我は中道を行くというお釈迦様の観を拝借して日々のシンプルライフを心がけています。というか、シンプルライフもミニマムライフもロハスも断捨離もすべて言葉遊びにすぎないと思ってます。


ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質(クオリティ・オブ・ライフ QOL)の考えに近いですね。


それぞれひとりひとりの育ってきた環境(サーカムスタンス)を重視して、全体環境(エンバイロメント)は政治的に捉えるという視点です。
「ミクロ的にはサーカムスタンスで、マクロ的にはエンバイロメントで捉えるという在り方の実践をこの1年間やってきました」ということですかね。






 □ 川口的シンプルライフ      

 ・ 死蔵品はゼロ
 ・ テータ化できるものは全てデータ化する
 ・ 常に代替品(オルタナティブ)を考慮する
 ・ 「もったいない」は捨てるときではなく、買う時に考える(嘉田塾長)
 ・ 売る、あげる前提で買うことはしない
 ・ 贈り物は消え物を贈るように心がける
 ・ 寝具は拘る(人生の3分の1は寝ているから)
 ・ その時の最高スペックを考える(パソコンとかスマートフォンとか)
 ・ 減らす、増やすに囚われない
 ・ 他人にシンプルライフを押し付けない(サーカムスタンスが違う)
 ・ 禅の精神を常に持つ
 ・ 見て見ぬふり、気付かないふり、意図的に見落とすことはしない





 □ 死蔵品はゼロ     

昔の民具を研究する際、昔の時代は死蔵品が無かったという事に気付かされます。
すべてが自然の理に従って進められ、自然の理に適わないものは消え去っていきました。
お米ひとつを例にしても、収穫後の稲わらは藁草履や鍋敷きなどに使われて、擦り切れたものから種火として使われ、灰になったらアク抜きや釉薬やクレンザーとして使われて・・・と言った具合に、自然の摂理に従って処理されていきました。


この考え方が消え、先人の知恵が失われ、自然への畏れと敬意が失われた現代においては、死蔵品が山の様に積み上げられています。
死蔵品ゼロを心がけることは、別にモノが増えようが減ろうがどーでもいい話です。理に従って、理どおりに暮らすことを心がけていけば、死蔵品は気がついたらゼロになるものです。





 □ テータ化できるものは全てデータ化する     

本棚は無く、本は松下政経塾時代に読み漁ったものだけが数冊残されています。
内容は暗記するほど読んだので、その当時のアツイ想いや志を風化させない為のお守りみたいな感じで残しています。


CDなんかも1枚もありません。


データ化できるものは全てデータしましたので、膨大な蔵書はすべてパソコンのHDDの中に保存管理されています。欲しい本は一発でスマートフォンに転送されて行きまして、読むことができるように構築しました。


本や雑誌は手元に置いておく「お守り」分を除いてすべて処分。
読みたければデータ検索をかけてスマートフォンやタブレットで読めばいいのであります。
過去のデータを調べたい場合は、まずインターネット上で調べ、それでも見つからない場合は図書館蔵書検索システムをフル活用して該当する本を検索します。
行き当たらない場合は、わかる人に訊けば答えてくれます。
そうやってインプットされた情報は、次の誰かのためにインターネット上にアウトプットしておきます。検索に引っかかってくれれば、誰かのためになるかもしれませんから。


なので、「最後に買ったCDは?」と訊かれた場合、「SPEEDのBody&Soulですかね」と答えてます(笑)





 □ 常に代替品(オルタナティブ)を考慮する     

政策面でもそうですが、「予算無いからできません」ではなく「代替案を持ってきます」という回答を心がけて実践してます。
普段の暮らしの中でも、代替品を考えることはとても重要だと思ってます。


これしかないんや!と狭い視野で突貫してしまう前に、ワンテンポ置く、一呼吸置く、深呼吸して考える、逍遥する、思索する、坐禅を組む(子どもからの習慣)と、代替案というのは幾らでも思い浮かびます。


10コ思い浮かんだら、そのうちの8コくらいは使い物にならない案ですが、1コ2コくらいは「これって行けるんじゃね?」という案も出てきます。
生活の質を落とさず、しかし決して貧することなくが代替品のキモだと思ってます。





 □ 「もったいない」は捨てるときではなく、買う時に考える(嘉田塾長)     

嘉田知事の新幹線新駅もったいないは、新駅を建てる前におっしゃられました。
「もったいない」は、捨てる時に叫んでも手遅れなのですね。


買う時に「もったいない」を考えるだけで、ワンテンポ置く、一呼吸置く、深呼吸して考えるが実践できます。
よくよく考えたら、やっぱり要らないんじゃね?と気づくか、それともやっぱり必要だ!と気づくかの選択肢があります。
買った後だと、その選択肢が無くなってますので、手遅れという解釈です。


ただ、骨董品市に行った場合は除く!(笑)
一期一会はモノを買う時にあるもんですねぇ。特に自分の眼で惚れたモノはその時に買ってしまわないと、後から行ったら100%無くなってますから。
東寺で、北野天満宮で、そして四天王寺21日お大師さんで何度涙を飲んだことか(笑)





 □ 売る、あげる前提で買うことはしない     

「まぁ要らなくなったら売れば(あげれば)いいし」は考えたら負けです。
リサイクルショップに持って行っても二束三文。ブックオフに持って行っても二束三文。
使いこなすことを放棄してモノ買っても、そりゃ意味無いです。


使いこなせないものは、買いません。




 □ 贈り物は消え物を贈るように心がける     

食べ物や、商品券とか。
選べるカタログでも、肉とか地域の特産品とかを頼むようにしてますので、逆を考えても消え物を選択します。





 □ 寝具は拘る(人生の3分の1は寝ているから)     

テンピュール一択ゥ!と、テンピュール使ってます(笑)
ココはケチったらダメだと思ってます。
睡眠を満たすのは人生でもかなり豊かな部類だと思ってますので。


その睡眠のための寝具はイイ物を買うようにしています。
長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスも欠かさずに。ダニやカビは嫌なもんですから。





 □ その時の最高スペックを考える(パソコンとかスマートフォンとか)     

パソコンは言うまでもなく自作してます。
自分でイイと思ったパーツを選ぶのも楽しみの一つ。
それらを吟味して、買ってきて、組み上げる一連を楽しむのがジサカー(自作パソコンをする人)の嗜み(笑)


なので、CPUはEXTREMEを・・と行きたいですがさすがに手がでないので、ホームユースの最上位を。マザーボードも好きなメーカーの最上位機種を、などなど拘に拘って組み上げます。
出来合いのパソコンは恐ろしく遅かったり、壊れやすいと思ってますので。


スマートフォンも最高スペックを考えますが、最近はテクニックで回避できたので1年前の最高スペックを投げ売り価格で買って使うのが楽しみです。





 □ 減らす、増やすに囚われない ・ 他人にシンプルライフを押し付けない(サーカムスタンスが違う)    

モノに執着するのは、減らすのと増やすのとの両方にあると思ってます。
なので、減らしたからどーのとか、増えたから減らさなきゃとかではないと思ってます。


そこに囚われてしまうと本末転倒。
クオリティ・オブ・ライフの向上が目標なのですから、増えても減ってもクオリティ・オブ・ライフっが向上すればそれでいいと思います。


他人のモノとかにつきましても、サーカムスタンスを考慮すれば干渉しない方がいいと考えてます。
ひとりひとりのクオリティ・オブ・ライフを尊重しあった上で、各々のクオリティ・オブ・ライフの向上を目指して行けばいいと思ってます。





 □ の精神を常に持つ     

そもそも禅の精神って何?と訊かれたところで、「知らんがな」と答えるのではありますが(笑)
物心ついた頃から坐禅やってきましたが、20数年経てもなお、禅は分からんです。
分からんですが、禅的なことをすると、落ち着くようにはなりました。


落ち着いて考えて行動すれば、危ういことは無いと思います。
慌てたり、理を外して行動すれば、危ういと思います。





 □ 見て見ぬふり、気付かないふり、意図的に見落とすことはしない     

A・・・時間も急くし、重要度も高い案件
B・・・時間は急くが、重要度は低い案件
C・・・時間は急かないが、重要度は高い案件
D・・・時間は急かないし、重要度も低い案件


人生に置いて、Aを最優先でやるのは当然ですが、人間というのは「見て見ぬふり、気付かないふり、意図的に見落としをする」習性がありまして、最も大事なCを意図的に見落とすものです。


たいていはBにあくせくして気がつけば人生は過ぎ去っていくものです。
Cをどっしりとやるかやらないかが、人生が過ぎ去っていくのを少しでも有意義に過ごせるんじゃないかと思ってます。


CがAに変わった段階で、それは慌てたり、理を外して行動することになり、危ういです。
CをCのまま処理できるかどうか。Cを意図的に見落とさないようにできるかどうか。
私のシンプルライフ観の根源にある考え方です。





 □ クオリティ・オブ・ライフ     

ダラダラとしょーもないことを書きましたが、私は上記を実践することでクオリティ・オブ・ライフの向上が見込めるんじゃないかなぁと思ってやってるだけです。
1年間やってきましたが、少しだけ向上したんじゃないかなとか勘違いしております(笑)


他者のクオリティ・オブ・ライフと比較して、凹んだり、どや顔したりするんじゃなくて、コトワリに従って健やかにあればそれでいいんじゃね?とか思ったりしてます。


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誕生日:
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